2017年7月7日金曜日

2017年7月1日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第17節 北海道コンサドーレ札幌vs清水エスパルス ~2と3を操る6番~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス。サブメンバーはGK金山隼樹、DF田中雄大、MFキム ミンテ、早坂良太、河合竜二、小野伸二、FW内村圭宏。スタメンはほぼいつも通りに見えるが、試合中はヘイスのワントップに近い陣形の3-4-2-1の時間帯も多かった。出場停止明けから福森が復帰し、前節左CBで出場した菊地が右に回った。パワーのあるFWを擁する清水相手にキム ミンテがサブとなった理由について、Twitterで幾つか憶測があったが「累積警告3枚のミンテがもう1枚貰い、次節大宮戦で横山とミンテが両方使えない、という事態を回避するため」という意見が一番腑に落ちる。
 清水エスパルスのスターティングメンバーは4-2-3-1、GK六反勇治、DF鎌田翔雅、カヌ、二見宏志、松原后、MF六平光成、竹内涼、枝村匠馬、ミッチェル デューク、金子翔太、FW鄭大世。サブメンバーはGK高木和 徹、DF村松大輔、角田誠、MF村田和哉、フレイレ、FW長谷川悠、北川航也。リーグ戦前節の負傷(後日肉離れと診断された)によりチアゴ アウベスがメンバー外、金子が8試合ぶりに前線で鄭大世とコンビを組む。ミッチェル デューク、二見は直前の練習を休んでいたがスタメンに名を連ねた。レギュラークラスでは白崎、河井が長期離脱中、開幕からレギュラーで出場していた犬飼も先月離脱している。


1.前半

1.1 正解はどちらでもない

1)札幌は3-5-2? 3-4-2-1? 兵藤はMF?FW?


 この試合、開始10分頃までの札幌の陣形を見ていると、システムはこれまで通り3-5-2(⇔守備時に5-3-2)なのか、前線を右から都倉、ヘイス、兵藤の3枚にした3-4-2-1(⇔守備時に5-2-3又は5-4-1)なのか、どちらか断定できない形だった。都倉とヘイスの位置関係はヘイスが中央~左、都倉が右~中央というのはわかったが、問題は兵藤がMFなのか、FWなのかがわからない。
 通常、システムを確認したい時は、守備をセットしている局面に着目していればいいが、下の写真のように兵藤はMFともFWとも断定できない中途半端なポジションにいる。
兵藤はMF?FW?

 上の写真から2秒後、清水のGK六反がFWを狙ってパントキックを蹴った直後。荒野-宮澤のMFのラインと比較すると、守備に加担する意識が明らかに低いように見える。
荒野宮澤よりも守備意識が低い

 一方で下の写真、1:55は清水の選手がファウルを受けてリスタートされた瞬間の局面。この時はフリーキックが与えられたくらいのタイミングで、ほぼ宮澤と荒野と同じ位置まで戻っている。これならば5-3-2で、兵藤はこれまでの試合通りMFじゃないか、となる。
兵藤が加わって5-3ブロックを構成する

2)結論:状況に応じて前にも後ろにも行けるような準備をしていた


 映像を見直してみての結論は、兵藤のポジションは「MFとFWの中間」だったのだと思う。初期状態では”どっちつかず”のポジションをとることで、展開を見て前(攻撃)、後ろ(守備)両方のサポートに加われるようにしていた、というところだったのではないか。
 例えば、下の図のように清水のDFがFWにロングボールを当てる。この時の勝率はだいたい5割前後。強い選手であっても勝てるのは6割程度。捉え方次第だが、鄭大世がどれだけ強くとも4割は札幌にセカンドボールが転がる。
初期状態では中途半端…どっちにもいける

<前線に3枚目が欲しい札幌>


 となると札幌としては、(4割の確率で生じる)セカンドボールを回収した後のことを考えると、なるべく手数をかけずに敵陣にボールを運び、シュートまで持ち込む仕組みを用意したい。なぜ手数をかけてはいけないかというと、時間をかけると清水の守備が整ってしまい、ブロックを崩す手段に乏しい今の札幌では手詰まりになってしまうため。
 しかし前節の柏戦、その前の鹿島戦といった試合では、前線の2トップに素早くボールを当ててもボールを収めることができず、攻撃機会を有効に作れないという状況が散見された。これは都倉やヘイスにボールを当てても、サポートに乏しいため、「一人で何とかしてくれ」状態になってしまっているため。
 おそらく四方田監督はこうした状態を回避すべく、前線に2トップだけでなくもう1枚はサポート役が必要、との考えから、兵藤にその役割を託したのだったと思う。そしてサポート役として機能するには、予めFWに近い位置に置いておくことが重要。下の図の宮澤やマセードのように、ボールを回収した時に低い位置にいると、2トップに当てたところでサポートするには長い距離をスプリントしなくてはならない。なるべく近い位置にいれば、FWが個で踏ん張ることになる時間も短くなり、スプリントする体力的な負荷も抑えられる。
ヘイスと都倉をサポートできるよう前にいる

<後ろは7枚で何とかなる?>


 一方で先程の仮定において、清水がセカンドボールを回収して二次攻撃に移行した場合を考えると、守備の枚数確保が必要になる。ボールが落ち着き、清水が攻撃に移行すると、兵藤は「中途半端な位置」から中盤まで下がって守備ブロックに加わる、という考え方だったと思う。
 しかし、兵藤の戻りが遅かったり、そもそも兵藤自身がブロックに加わらないという判断をした時は、5バックと2ボランチの計7枚で守備をすることとなる。当然守備強度は低下するのだが、この試合序盤の札幌は、兵藤がブロックに加わったり、加わらなかったりという戦術的な判断をほぼ兵藤自身に任せていたように見えた。それだけ兵藤への信頼が厚いとも言えるが、言い換えれば守備は7枚でも何とかなる、と踏んでいたのかもしれない。
清水が攻撃に移行すると自らの判断で守備ブロックに加わる


1.2 前線の変化と先制点


 前項で言及したような役割を兵藤に求めたことで、前線の都倉とヘイスの役割にも変化が生じている。具体的には、兵藤が機を見て前線に加わってくるので、この攻撃参加のスペースは空けておきたい。となると兵藤が左なので、都倉は右を中心に動いたほうがバランスが良い。
 この試合の都倉は大半を右サイドで過ごすことになったが、中央ではなくサイドからアクションを開始したことで、かえって清水のDFは都倉を捕まえることが困難になる。
 開始10分間で都倉が3回相手の裏を突く局面があったが、2:50頃の局面では、中央でヘイスが清水のCBを引き付けたところで都倉が斜めに走り、裏をとることができた。そして6分の先制点はク ソンユンのパントキックからだったが、これも中央やや右寄りで都倉が最終ラインの裏を突いて相手のミスを誘ったもの。
ヘイスが中央でオトリとなって裏を都倉が狙う

 序盤立て続けに裏取りが成功したのは、清水が全体的に高い最終ラインを保っていたこともあったが、中央のヘイスが清水DFにとっての守備の基準点となり、サイドからスタートする都倉と同時に視界に入れることが難しくかったことも要因だった。

1.3 消しきれないミスマッチ

1)スペース管理への回帰


 前節の柏戦では、あらかじめ守備対象を固定的に決めて付いていくという、古典的かつ極端なマンマーク戦術を敷いていた札幌の守備だが、この試合ではそのようなことはせず、ボールと味方の位置を基準としたゾーンディフェンスに戻している。
 先制した後の札幌の守備は、やはり兵藤が前気味の523に近い形。恐らく試合前に決めていたのだと思われるが、清水のSBにボールが渡った時に積極的にWBの菅とマセードを当てていく。これまで相手SBに対しては3センターの左右の選手を当て、WBは最終ラインに残して5バックを確保していたが、下の図のように清水の右からの組み立てに対しては、菅が積極的に最終ラインを離れてチェックする。
初めから人にはつかずボールを基準に守る

 菅が前に出るとポジションが1列上がり、2列目で荒野や宮澤、場合によっては兵藤と並び、4-4のような形になる。この時最終ラインは4枚に減るが、ボールサイドに4枚でスライドし、ボールを基準に、隣り合うスペースを消して守る。
チェーンを組み隣り合うスペースを消す

 これまでの試合でのやり方と比べると、WBを前に出すようにしたのは正解だったと思う。これまでは最終ラインに常に5枚が残っており、この5枚が動かされない限りは(そうした崩しの仕組みを持たないチーム相手なら)ある程度は耐えることができていたが、逆に中盤を3枚で守っていたため、宮澤や兵藤のガス欠が早く、中盤の守備にほころびが生じたところでバイタルエリアに侵入されるというのがやられパターンの一つだった。
 またWBが前に出たりマークを受け渡したところでの、CBによるカバーリングやスライドの問題(鹿島戦の記事で書こうと思うが、半端に人に付くやり方が問題だと思う)もこれまであったが、初めから人に付くのではなく、ボールサイドにスライドして一般的なゾーンディフェンスとして守ることで、この点もこれまでの試合ほどは綻びを見せなかった。

2)大外のミスマッチ


 逆に問題点としては、下の図22:35に清水の右クロスからデュークのヘディングシュートが枠に飛んだ場面(ク ソンユンのビッグセーブ)で見られているように、ボールと反対サイドのWB(この場合はマセード)が中央にかなり絞って対応するため、ここでの高さは過信できないものとなる。
 特に清水は、白崎の代役として左SHで起用されたデュークのサイズとパワーを積極的に使っていこうとの考えがあったように見える。攻撃の組み立ては多くが右サイドからで、デュークは組み立てには関与せず早めに中寄りのポジションで待機するとともに、松原の”滑走路”を空けておく。
菅がスイッチを入れないと連動できない
 また22:35はSBの鎌田に対し、兵藤が深追いしすぎたために菅の対応が遅れ、結果的に鎌田に中途半端な対応となってしまった。菅は恐らく兵藤が鎌田に対応していると考え、鎌田に当たろうとしなかったが、菅が中途半端な動きをしたことで、隣り合う福森のスイッチが入るのもワンテンポ遅れる。結果的に「いるだけの守備」になってしまい、鎌田と金子のコンビに後手を踏み、フィニッシュまで持ち込まれてしまった。

1.4 防衛ラインの後退

1)解決されないままの5-2-3の問題点


 2016シーズンから札幌にとってずっと問題となっているのが、5-2-3…1列目に3枚を配した時に3枚で連動して守れず、中央がフリーパス状態となっている点。基本的に、前3枚で守ることのできる領域というのは非常に限られているが、このことを考慮しても札幌の前3枚による守備は整理されないまま2016シーズンを終えている。
 この試合は久々に前3枚での守備が見られることとなったが、やはり下の写真のように、チャレンジ&カバーが全くできていないので、簡単に選手の間を割られてパスを通されてしまう。
中央のコースをまったくケアできていない

 そして前3枚が剥がされれば、中盤はボランチの2枚しか配していないので、この2枚の脇が使い放題となる。そもそも2枚ではチャレンジ&カバー…周囲と連携して守ることも難しいので、ボランチが個人能力で潰せるか否かにチームとしての守備性能が左右されやすい。写真では荒野が食いついてスペースを空けているが、個で潰すためにはある程度、ポジションを捨てて厳しく当たることも必要ではある(2016シーズンに中盤2枚で守り切れたのは、深井の存在が大きかったと思う)。
 ボランチ脇を使わせないためには5バックからCBを前に出し、後方はあまり気にせずに潰すことに専念させるしかない。J2だとこうしたやり方でも通用したが、J1だとCBが出ても潰しきれない、結果手薄になった最終ラインを攻略されて失点、ということが容易に予想されるため、中盤に3枚を置いた5-3-2を基本布陣としているのは妥当な判断である。

2)兵藤の判断


 25分過ぎころになると、札幌は兵藤が中盤に降りる時間帯が多くなり、523ではなく532に近い形で守備をセットする時間が多くなる。これはベンチの指示というより、ある程度は兵藤の判断によるものだったのではないかという根拠は、兵藤自身に加え、前線の都倉とヘイスのポジショニングを見ていると、全体として最適化されているとは言えない陣形になっているため。
 具体的には、兵藤は中盤に下がっていても都倉は前に残っている、しかもヘイスが中央、都倉が右、という形を維持しており、ヘイスの脇、兵藤の前方のスペースががら空きで、ボールに全くプレッシャーがかからなくない(守備のスイッチが入らない)という状態に陥っていたため。
スイッチが入らない

3)属人守備に陥る札幌、中央を狙う清水


 徐々にスイッチが入らなくなり、清水にボールを運ばれるようになると、ボールにプレッシャーがかかっていないので、パスコースを限定できず、ケアすべき対象が増大する。
 するとチャレンジ&カバーの関係を作ることから、とにかく危険な人に付くという属人的な守備に自然と切り替わってしまう。ボールにプレッシャーがかかっていないため、清水の選手の動きの全てが危険性のあるものとなり、札幌は人に付く守備しかできなくなる。すると本来優先して守るべきスペースが空き、そこを使われて更に危険な状態に陥る、という悪循環が生じてしまう。
人に付いていくとスペースを与えてしまう

 前半のラスト5分ほどは、中央を守れなくなる札幌vsここぞとばかりに中央に人を集める清水、といった構図になる。
中央に人を集める清水

2.後半

2.1 続・中央スカスカ問題


 後半立ち上がりからの数分間は再び5-2-3、兵藤と都倉を最前線に戻した札幌。守備の再整備をして追加点を狙いたいところだったと思うが、結局この5-2-3でのスタートもむなしく、時間の経過とともに都倉と兵藤が押し下げられた5-4-1に落ち着く。
 5-4-1、最前線がヘイス1枚になると顕著化するのが、実質2ラインでの守備となるため清水の最終ライン~中盤底を完全にフリーパス状態にしてしまう点。これでは前半同様に、ボールの出所を押さえることは不可能。
 かといって、これを嫌って2列目に配された4枚のMF(下の図では宮澤)がボールホルダーに食いつくと、その背後のバイタルエリアを使われてしまう。
ボールホルダーがフリーパス状態なので抑えたいが…

 ここ数試合、アンカーの荒野が中央のポジションに留まれず、ボールに食いついてしまうという指摘があるが、自陣までボールを運ばれてからもボールにプレッシャーをかけずに悠長に待ち構えているという守備はJ2水準であり、この試合のように1列目の守備が機能しない構造的な問題を抱えている場合、ある程度の食いつきは容認しなくてはならない。
食いつくとバイタルが空くが、ボールを放置するわけにもいかない

2.2 横幅要員と高さ要員

1)村田タイム


 62分、清水は金子⇒村田に交代。当然村田は右に張り出すポジションを取る。この交代に対し、札幌は最初のプレーで5-3-2のブロックを作る。この試合ではあまりにも頻繁にブロックの形を変えるので何が基本陣形なのかわからなくなるが、この時のブロックが最も5枚のDFに3枚のMFという配置が明確になっていたので、村田対策の第一段階だったのだと思う。

 第二段階として67分、兵藤⇒早坂に交代。様子を見る限り、兵藤はコンディション的な問題があったのかもしれない。
67分~

2)左右非対称守備で対抗(左を厚く右は捨てる)


 3枚並んだMFの左に入った早坂の守備の基準点は鎌田。その1列後ろの菅は村田。左サイドに常時2枚を配し、サイドに蓋をする。
2枚をマンマーク気味に運用

 この状態からサイドを変えられた場合、マセードが1列前に出て対応する。要するに右サイドはマセード1枚でカバーする。
右はマセードに任せる

3)地上戦から空中戦を挟んで再び地上戦


 72分、清水は枝村⇒長谷川に交代。前線に高さのある選手を並べると、札幌は74分、菊地⇒キム ミンテに交代。ミンテは投入直後の幾つかのプレーだけでも、長谷川だけでなく鄭大世対策としても威力を発揮することを示す。
 77分に清水は3枚目のカード、鎌田⇒北川に交代。北川と長谷川が鄭大世の後ろに並ぶような形になる。
77分~

 北川が入り、長谷川と共に札幌の中盤の前で並ぶポジションを取ったことで、長谷川が単なる空中戦要員ではないことがわかる。DAZN中継80分頃に、小林監督が「村田、村田」と指示をしているとのリポートがあったが、一度大外の村田を意識させた所で、中央の厚く配した選手を使って、札幌のMFを食いつかせて空けたバイタルエリアを使いたいとの狙いだったのだと思う。
北川と長谷川で食いつかせる

 しかしラスト10分ほどは一度外を使って中、というよりも、六平や松原からのシンプルな放り込みに終始してしまった清水であった。セカンドボールを拾った北川のミドルシュート等危ない局面もあったが、フィニッシュがクロスに偏ったことは札幌としてはありがたかった。

3.雑感


 都倉と兵藤の役割が特徴的で、攻撃での+αにも守備における隙にもなっていたが、全体としては耐え忍んで個(セットプレー含む)という路線はここ数試合変わっていない。
 攻撃の”個”ではボールキープによる攻撃の構築、フィニッシュの部分でヘイスの存在が大きいが、都倉も自陣深いところからのカウンターや、ボールの逃がしどころ(ロングボールを当てる)として代わりがいない存在であり、次節・大宮戦で累積警告4枚で使えない点は痛い。


<おまけ>


 北海道新聞の記事(「データで語る」とか)より。やはり兵藤はMFとFWの中間でプレーしていたことが伺える。
北海道新聞記事より

4 件のコメント:

  1. 地上波でオンタイム視聴しましたが、中盤の3枚に(主に運動量で)しわ寄せが来るという構図は相変わらずという印象を受けました。
    もともと兵藤は強行出場だったでしょうが早坂との交代でカードを使わざるを得ず、都倉を強引に5-4-1の4に組み込む形になったのかな、と。
    その代わりといっては何ですがヘイスに注意を引きつける格好になったのでヘイス1トップの2シャドーにして
    全体の流動性で勝負というか運動量の偏りを少なくする方向性もあるいは見いだせるのかも。
    都倉が出場停止なのはわかりやすい拠点がなくなる、相手CBに与える脅威が減る点でも痛いんですが
    それ以上に河合CBの時に放り込める場所がないことの方が問題だと思います(それでも河合のスタメンでしょうが)。
    増川はまだでしょうしアウェイで暑さの心配もありますし大宮戦は苦戦必至とみます。

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    1. >フラッ太さん
      中盤3枚は、ブロックを作った時の可動域は減らそうとしたのだと思いますが、元々攻守にわたるタスクがかなり多いんですよね。
      個人的には、都倉を「4」に入れた5-4ブロックはもっと積極的にオプションとしていいのでは、と思います。ヘイスかボスロイドのいずれかは常時スタメンで使えるとしたら、都倉を始めから真ん中に置いておく必要性は薄い気がします。

      上記の話とは別に、私も大宮戦で都倉が使えないのは非常に痛いと思います。早坂がシャドーに入るみたいですが、ヘイスの1トップだと、もっと強烈に攻撃の奥行きを作れるタイプが欲しいですね(札幌の歴代FWだと都倉かダヴィくらいしか思いつかないです)。

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  2. スーパー福森2017年7月8日 21:40

    いつも楽しみにしております。
    現地で見ていて、2トップと1トップ2シャドーの可変システムなのかなと思っていましたが、まだそこまではいっておらず兵藤のセンスに任せている感じですかね。

    都倉を含めた5-4のブロックをつくるということですが、1トップ2シャドーで、2シャドーがサイドバックについていく形は難しいのでしょうか?
    ヘイスを1トップにすると、センターバックが持った時に中を切れずにボランチに楔を入れられてしまうのと、都倉にシャドーでそこまでの守備の負担を求められないと考えているのかなと思うのですが。そもそも都倉のシャドーがどうなのかという話ですし。。

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    1. >スーパー福森さん
      コメント&閲覧ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
      可変システムと言うにはちょっとフリーダムというか、動きが秩序だっておらず、5-2-3とも5-3-2とも言い難いいびつな形になっている局面も散見されていて、チームとしてみるとかなりアバウトだなという印象ですね。

      >1トップ2シャドーで、2シャドーがサイドバックについていく形は難しいのでしょうか?

      ⇒前に3枚置いた5-2-3で守るイメージでしょうか?
      去年J2で1年間通しで5-2-3でしたが、札幌は5バックでの撤退守備がベースなので、前3枚の5-2-3との相性はあまりよくないとの印象です。
      5-2-3は「3」をうまく守備に組み入れないと脆弱な7枚ブロックになってしまいます。どう組み入れるかというと、前に3枚置いている特性を活かしてハイプレスを仕掛けるのが一般的だと思います。
      札幌の場合、ハイラインで前から捕まえるという守備が難しいので5-2-3で撤退守備をしてましたが、「3」が横に並んでいるだけでボールにプレッシャーがかからないので、簡単に縦パスを通されて結局5-2の7枚で守っているのが恒常化していたのが2016年だったと思います。

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