2017年6月11日日曜日

2017年6月4日(日)13:00 明治安田生命J1リーグ第14節 北海道コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸 ~”本物”のクオリティ~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF横山知伸、河合竜二、福森晃斗、MF早坂良太、宮澤裕樹、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF上原慎也、MF菊地直哉、キム ミンテ、マセード、FW内村圭宏、金園英学。負傷中のキム ミンテ、ヘイスが今週から全体練習に復帰。前節メンバー外のジュリーニョも戻ってきている。
 水曜日に厚別でルヴァンカップを戦い、柏相手に2-1で勝利。主力を休ませた柏に対し、札幌はほぼフルメンバーで臨んだが、荒野がアンカー、宮澤と小野がインサイドハーフ、早坂が左WBと実験的な印象を受けるスタメンだった。ここ数試合重用されていた小野がルヴァンカップ優先で今節はメンバー外、逆に河合はカップ戦で温存してこの試合でスタメン、という具合に、試合の優先度や選手の位置づけがよくわからない所もあるが、ルヴァンカップを本気で獲りに行っているというよりは、リーグ戦、カップ戦合わせて4連敗中ということで、勝って自信をつけたいという考えだっただろう。
 ヴィッセル神戸のスターティングメンバーは4-4-2、GKキム スンギュ、DF藤谷壮、北本久仁衛、渡部博文、松下佳貴、MF小川慶治朗、三原雅俊、ニウトン、大森晃太郎、FW田中順也、渡邉千真。サブメンバーはGK前川黛也、DF山口真司、伊野波雅彦、MF田中英雄、中坂勇哉、安井拓也、ウエスクレイ。故障者について一部明確な情報が出ていないが、岩波、高橋峻希、橋本、高橋秀人、藤田直之がメンバー外と後ろの選手を中心に主力級を欠いている。


1.前半


 開始3分、この試合最初のチャンスとなった札幌の左CKからジュリーニョが押し込み札幌が先制する。リーグ戦でここ3試合無得点の札幌としては願ったり叶ったりというところ。加えて四方田監督も試合後にコメントしているが、ジュリーニョを「裏のスペースが空いているうちに」使いたい札幌としては、先制したことで神戸にボールを持たせ、陣形を押し上げて攻撃に出てくる展開となれば、単なる1点以上のメリットが期待できる。

1.1 lock-on

1)北本と渡部をロックオン


 早い時間に先制し、ボールを持つことに力を入れる必要がなくなったため札幌は自ずとポゼッションを放棄する。必然と神戸がボールを持つ展開になるが、前半の札幌は、神戸にボールを持たせた状態を”セット”することが、追加点を狙って更なる攻撃を繰り出すための最初のステップとなっていた。
 というのは、単純に個人の能力だけで考えると、神戸の両CB、特に高さ、強さのある渡部を都倉とジュリーニョのコンビで正攻法で崩していくのは難しい。そこで、正攻法ではないやり方というか、神戸の両CBが守備ではなく攻撃にリソースを割いている状況…つまり神戸がボールを保持していて、CBからのパスで攻撃を展開していこうという状態を狙って北本と渡部にプレッシャーを与えていく。

 もう少し具体的に言うと、札幌がブロックを作って中央を切り、両チームの攻撃と守備がセットされると、神戸の攻撃はCBからSBへのパスで始まる。この時、兵藤がSBに、WBの菅がSHを警戒するというマッチアップになる(下の図①)。
 次に神戸は、SBからCBにボールを戻す。これはSBへの展開から1発で仕掛けるのではなく、ボールを左右に動かすことで札幌のゾーン守備に綻びが生じたところを狙っているが、CBにボールが渡ると札幌は2トップが神戸の両CBに強く寄せる(下の図②)。俗に言う「足元がうまいCB」ならば、1枚で寄せられたとしても難なく回避できる選手もいるが、北本と渡部はそのようなタイプではない。
神戸の両CBをロックオン
両CBへのバックパスを狙う

2)平面勝負なら勝機あり


 ボールを保持して攻撃を展開しようという状況で都倉、ジュリーニョの大男2人に寄せられ、判断の時間と空間を奪われた北本や渡部は明らかに困っていた。理想は反対サイドのSB(図では松下)にボールを逃したいところだが、それができずに前方の選手へのアバウトなパスというか放り込みで逃げることを余儀なくされる局面もみられた。
 札幌はこの「アバウトなパス」を受け手のところで回収すると、CBの横、もしくはSBの背後のスペースに2トップを走らせ、DFの背後を突く。札幌の2トップは前を向いて走っている状態、神戸DFは背走(並走)しての1on1、守る側は迂闊に飛び込めないということで、この状況を作ることで攻撃の活路を見出そうとする。
SBの背後・CBの脇を狙う

1.2 必然の5-3-0-2化

1)MF~FW間が空く


 上記で示したように、攻撃における札幌の神戸攻略の肝は「相手CBに対し、FW(都倉、ジュリ)との2on2関係を機を見て突きつけ、自由を奪う」といったところ。
 しかし、2トップを相手CBにぶつけることに専念させた結果、下の図のように中盤で神戸のボランチ、三原とニウトンが頻繁にフリーになる。真ん中のエリアがポッカリとがら空きなので、最初にFWが中央を切ってサイドバックに出させたとしても無意味、ボランチ経由で容易にサイドを変えられてしまう(下の図では右から左の松下へボールを逃がされる)。
FW~MF間が空き、三原とニウトンはフリーに

2)ボランチを見れない、バイタルは空けられない


 通常、相手のボランチをケアするには、①FW(札幌の場合都倉、ジュリーニョ)、②MF(札幌の場合荒野や宮澤)のいずれかがその役割を担う必要がある。ここで、下の写真を見てもわかるように、都倉とジュリーニョは神戸のCBに当たるというタスクがあるので、一度CBに当たった後で切り替えてボランチをケアするというタスクを担わせることは厳しい。写真では、都倉は手前の選手(7番のニウトン)にプレスバックで対応できるのでは?と思うかもしれないが、それでも奥の選手(三原)が空いてしまう。
2トップが相手CBに当たるとFW~MF間が空く

 じゃあ写真の左側にいる荒野や宮澤がもっとポジションを上げて、神戸のボランチを潰しに行けばいいのでは?と思う方もいるかもしれないが、そうすると今度はDFとMFの間…バイタルエリアががら空きになり、ここにボールを送られると、大森や田中、渡邉が前を向いて仕掛けられる状況ができてしまう。
 特に神戸の選手の中で、大森がこのスペースを察知する感覚に優れていて、下の写真21:58は、荒野が三原に食いついたことで空いたスペースに走りこんで
荒野が三原に食いついてできたスペースを使おうとする大森

 加えて、特に神戸の田中や小川が執拗に裏を狙うことで、札幌の最終ラインを押し下げていたことも留意する必要がある。裏狙いを徹底されると、河合が統率する札幌の最終ラインはズルズルと低い位置に下がり、押し上げて中盤のスペースを狭めることが難しくなる。
荒野や宮澤が三原とニウトンを見るとバイタルエリアにスペースができてしまう

 なお河合については、「試合の立ち上がりでは高い位置に最終ラインを設定しようとするが、裏を続けて狙われると簡単に押し下げられ、再度ラインを押し上げることが難しい」(要するにアグレッシブなのは最初だけ)という傾向が強く感じられる。
 これは河合個人の問題とも言い切れないところもある(ボールの出所をケアできていない)が、ともかく札幌の最終ラインは時間と共にどんどん後退していくので、荒野や宮澤は、人(三原やニウトン)ではなくスペースを守らなくてはならない。

 このような具合に、札幌の守備は最終ラインの「5」、中盤の「3」が低い位置、前線の「2」が相手CBを見続けているので高い位置…という具合に、5-3-2の3と2の間が間延びした「5-3-0-2」のような形で前半を耐え忍ぶ時間が続く。

1.3 籠城作戦の失敗

1)札幌ゴール前での攻防が主に


 前半途中…25分頃から顕著になったのは、サイドからボールを運んでくる神戸に対し、札幌は神戸のサイドバックの攻撃参加をケアするのではなく、中央に選手を集め、クロスを上げさせて、中ではね返すというやり方に変えていったように感じられる。下の図のように、兵藤-荒野-宮澤の3枚は低い位置に撤退し、相手SBのケア(図では藤谷。兵藤の担当)は、SBが深い位置まで侵入するまで放置する。それまでの段階は、どの程度チームとしての共通理解があったのかはわからないが、ジュリーニョや都倉が頑張る、というものだった。
 神戸の攻撃は、左右のサイドでいうと右の藤谷のサイドからの仕掛けが目立った。藤谷はこの試合の時点でプロA契約を締結しておらず、プロレベルではこれからという選手だが、右サイドからの仕掛けには自信を持っているようで、マークが緩いと持ち上がり、クロスまでの形を持っている。
藤谷やニウトンの攻撃参加と撤退守備での対抗

 藤谷や、左の松下からゴール前にクロスが上がるようになると、神戸は更なるターゲットを確保する。具体的には、ビルドアップを助ける必要性が薄れたニウトンがポジションを上げてゴール前の攻防に加わるようになる。徐々に圧力を強めていく神戸だが、攻撃のパターンは主に頭を狙ったサイドからのクロスボールで、5バックが動かされていない状態であればひとまず前半は凌げるかな、という感想であった。

2)台無しにした福森の軽率さと吉原宏太の嘆き(?)


 そうした楽観論を打ち砕いたのは前半ラストプレー、アディショナルタイムの福森の軽率なプレーで、簡単に相手にボールを明け渡し、絶好のカウンター機会を与えてしまうと、神戸は見逃してくれず、大森のクロスに小川のヘッドで同点。
 これについて、吉原宏太氏は「ずっと奪いに行く守備をしていなかったがために、失点は必然だった」という旨の総括をしているが、この意見については頷ける部分とそうでない部分がある。確かに神戸のカウンターから、大森が中に切り込んでクロスを上げたところでの横山や荒野の対応は緩いというか、危機察知がされていないと言いたくなるものでもあった。
 一方、この局面は別にして、前半の札幌が何故「奪いに行く守備」(≒ボールに強くアタックすること)ができていないのかというと、端的に言えば陣形が間延びしていて、守備の基本と言えるチャレンジ&カバー…互いにカバーができるような距離感がとられていないため。そして距離感が悪い理由は、先に述べたようにFWの守備位置が高い割に、最終ラインが低いというミスマッチが起こっており、陣形が間延びしやすいため。という具合に、奪いに行けないのは戦術的、構造的な要因をはらんでいて、単に選手やチームの”姿勢”の問題だと片付けることはできない問題でもある。

2.後半

2.1 ボール保持に取り組む札幌

1)札幌の初期配置と神戸の守備


 札幌は追いつかれたことで再び、ボールを保持すること、そして点を取ることを考え直した上で後半に臨んだように思える。もっとも「ボール保持=点を取りに行く」いう単純な図式が成立するとは言えないが、ボールを持つことで試合の主導権を取り戻す、ゲームをある程度、能動的にコントロールすることを図りたい、という程度のことは言えると思う。
 札幌のボール保持の形を示すと、初期配置は下の図のような形になっている。基本は所謂3-1-4-2、3バック+アンカーの4枚で相手の4-4-2、2トップから始まる守備を剥がしていくものだが、この日の札幌の場合、特に黄色の線で示した4箇所のポジションが特に近接していた。
札幌がボールを持った時の初期配置

 神戸は2トップの片方が中央(河合)を切り、もう片方がその隣のDF(横山や福森)に寄せてくる。2トップでカバーしきれない3人目のDFに関しては、サイドハーフの選手が突っ込んでくることが多かった。

2)河合はヘルプ必須


 この神戸の守備のやり方を踏まえたうえで、札幌の対応を見ていくと、まずCB中央、河合と荒野のところでは、河合がボールを持つと、荒野は河合のヘルプのため、本来いるべきポジションからどんどん下がってきてしまう。そして荒野が空けた中央には、宮澤が移ってくることが多かった。また早坂のポジションも低い位置にいることが多かったが、これは横山を助ける(パスコースを確保する)必要があったためだと思われる。
赤円のエリアの攻略に5人程度を要してしまう

 しかし図で早坂が陥っているように、荒野が河合の近く、宮澤が中央に移ると、札幌の中盤には誰も選手がいなくなってしまい、パスコースを作れず、中盤を省略して前線にボールを蹴るしかなくなってしまう。
 すべては河合を助けようと下がってくる荒野の動きから問題が始まっていて、本来3人か4人で攻略できる図中の赤円のエリア(神戸は2人しか人を配していない)に人数を割きすぎて、中盤を使う選手がいなくなってしまう。
 結果、「右から運ぼうとしても無駄じゃないか」と察したのか?河合が前線へのロングボールを選択するお馴染みの光景が見られるようになる。河合のフィードから、裏を突いた都倉に渡ったチャンスが1本あったが、他は神戸を困らせるには至らなかったように思える。

3)何かを起こすのはいつも兵藤


 札幌がいくつか試行した攻撃の組み立ての形でほぼ唯一、神戸を困らせていたものが、下の図のように左の福森が持ち上がり、菅と兵藤の二択を小川に突きつけていた形。
 兵藤は組み立ての局面において、福森の位置まで下がって福森を押し上げたり、前線の相手ブロックの間で受けようとする等、局面に応じて様々なポジションをとるが、この試合では左サイド寄りのポジションで、小川の視界にわざと入るようなポジション取りが目立った。
 先に書いたように、神戸はサイドハーフの選手が札幌の3バックで余った選手を見る必要がある。兵藤が小川をピン留めすることで、まず福森がフリーになり、持ち上がった福森から菅or兵藤、という二択を小川に迫ることになる。
兵藤と菅の二択を小川に迫る


2.2 勝ち筋は残ったが

1)個が際立つ間延び展開(がちむちニウトン)


 後半開始からの20分間ほどは、前半はリスクを冒さなかった札幌がポジションを崩してボールを前に運ぼうとしてきたこと、そしてそれが時折成功し、前線に人数をかける局面が見られるようになったことで、神戸もカウンターを仕掛ける余地が生まれてくる。前半がややスローペースだったこともあったのか、互いに攻守の切り替わりが速い展開になっていく。
 こうしたトランジションが頻発し、落ち着かない展開では、セカンドボールの回収も重要で、特に神戸のニウトンのポジショニングと、ボールを簡単に失わず味方に繋げるプレーの正確さが目に付く。札幌もアンカーに入った荒野を中心に対抗していたが、中盤3人の札幌は神戸の中盤センターの2枚よりも1枚多いにもかかわらず、セカンドボール争奪戦において優位性をあまり感じられなかったのはニウトンの働きが大きかったと思う。

2)切り札マセード


 この試合最初の選手交代は68分、札幌は早坂⇒マセードに交代。直後の72分、神戸は小川⇒中坂に交代。交代を2回挟んだためか、以降は再び展開がスローダウンする。
72分~

 札幌はマセードをウイング然として高い位置に張らせ、仕掛けさせたい。誰でも予想がつくバレバレの策だが、わかっていても止められないのが乗っている時のマセード。この試合のマセードは絶好調、とはいかないが、3回に1回ほどは期待できるという程度ではあった。初めの2回は対面の松下が巧く対応したが、3回目でマセードの仕掛けは成功する(75分、ファウルを得てフリーキック、松下にイエローカード)。このマッチアップでのパワーバランスは徐々に札幌に傾く。

 77~78分にも両チームが選手交代。札幌はジュリーニョ⇒金園、神戸は大森⇒ウエスクレイ。田中が左サイドに回る。神戸の意図は恐らく攻撃面だけでなく、前線にフレッシュな選手を入れることによる守備の立て直し。所謂「4on2」の部分を運動量でカバーしようとするが、マセード投入で攻撃の活路が見えた札幌はこれを剥がしていく。札幌は金園が「いつもの」働きに徹する。ジュリーニョにはない楔を受けるポジショニング、セカンドボールへの反応でチームの勢いを維持する。
78分~

3)殴り合いの結果は”本物”が見せつけたクオリティ


 81分、84分にマセードが絡んで札幌にビッグチャンス。81分に倒されて得たFKから、都倉の至近距離でのシュートはクロスバーの上。84分、素早いリスタートからグラウンダーのクロスは宮澤が決めきれず。
 エースとキャプテンが絶好機を外した札幌に対し、神戸は終了間際、波状攻撃からニウトンの左足ミドル(この試合で左足を使った機会は数回あったかないかだっただろうが)で勝ち越し。アディショナルタイムでも何も起こらず、2-1のまま試合終了。

3.雑感


 野々村社長の言うところの「個人のクオリティ」が勝敗を分けた試合だったと思う。チーム戦術に関しては、菊地やミンテではなく河合をチョイスしたことから、ジュリーニョの先制点がなくとも、相手にボールを持たせて耐えるサッカーでいくという考えがあったのかもしれない。
 監督としては、単にCBを計算できる選手(河合)に変えただけで骨格は変わっていないとの認識なのかもしれないが、このポジションの人選で戦い方、試合展開が大きく変わることは間違いないと思うし、何度も言うが、個人的には横山を中央に配した方がボールの保持、ひいてはゲームのコントロールがうまくできていると思う。

2 件のコメント:

  1.  こんにちは|´・ω・)ノシ にゃんむるです。
     試合は観る事できてません(ぐぬぬ・・・)。ハイライト&DAZNの切り取り動画いくつかのみです。

     河合を3バックのセンターに配置した時の問題点はJ2の頃からずっと変わってませんね・・・。どうしても最終ラインが下がり気味になってしまってチーム全体が間延びしてしまう。生観戦してると全体がよく見えるから分かりやすいけど、もっとコンパクトにやってくれよ~と思うことが多くなりますね。でも上げ過ぎるとスピード無いから裏取られてゲームオーバーなんですよねー。

     ミス多くて危なっかしいけど、現時点では横山センターに賛成ですねー。自分的には増川がいないのが本当に痛い。はやく戻ってきて欲しいですわ。
     試合的にはいわゆる「決定力の差」というやつですね。コンサは3~4点くらい取れててもよかった試合ですね。ここは勝って勝ち点3ほしかったですね。シーズン全体でみると痛い敗戦になりそうでちと恐い。
     
     2週間空くから、その間に怪我人も少し戻って来てくれれば少しはチーム力も上がるだろうと希望的観測で・・・。田中が戻れば左サイドが少しどうにかなって(どうにかってw)、あとは愛すべきポンコツが(以下略)

     次回も期待してノンビリ待ちます~( ^ω^)
     んでわまたのー(・∀・)ノ

    さて、ちと時間空いたからくそ面白い、笑える千葉の試合でも観るかな・・・(ステマ)

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  2.  厳密にはポジションは同じではありませんが、ここぞというところで仕事をしたニウトンと決められなかった宮澤といった具合に好対照な出来がそのまま結果に繋がってしまったという見方はできますね。「そこで仕事せな荒野をアンカーにした意味なかんべよーっ!」とTVの前で叫びましたよホント。得意の形のはずなんだけどなあ…。
     もっとも、ニウトンはまあキープさせたら奪われない。2人がかり、酷いときには3人がかりでやっとイーブンですもん。神戸は次から次へとチートな外国人連れてくるよなあとため息が出ました。決勝ゴールの場面もウエスクレイを結局1人で止めることができずダブルチームでつく、そうするとスペースを埋めきれなくなる、人につけなくなるといった具合に穴が空いてしまった格好。ええい、ヘイスはまだなのかっ!

     僕も河合のCBには否定的です。コンアシでも後半10分のシーンで河合が残っていたせいでオフサイド取れないのがハッキリ出ていましたし。スピードがないのでDFラインを高くできないという点では増川もでしょうが、河合はパスがヘタなので放り込みにならざるを得ず戦術都倉が加速する一方。都倉に出たからチャンスになっているように見えますが他のFWがターゲットだったら「いっせーの、で放り込んでるだけじゃん!」と文句が出るはずです。
     唯一の完封試合だった大宮戦はさいたまダービーでの勝利の流れを受けて大宮がリトリートしたことで河合のネガの部分が表に出なかっただけであって、ビルドアップでDFラインをじわじわ上げることが期待できない、攻撃のための守備ができず、迎え撃つだけの守備しかできなくなる河合CBではデメリットの方が多いと考えます。せめて横山ならなあ。

     敗因はやたら動き回る荒野のアンカー(とそこで起用した四方田監督)だ!というブログがサポーターズブログにありました。船を固定する役割の人間があちこち動き回ったらそれは錨とは言わんだろってのは一理あるし、ドリブルで持ち上がることが多いせいで攻撃のスピードアップができないというのも肯けるところ。アンカーの宮澤はボールを簡単に捌くし、バイタルエリアを留守にすることも少ないので安心感があるのは確か。
     ただ、神戸戦は決定機を外したものの、ルヴァン杯柏戦での宮澤はCHとして効いていたし気が利くプレーも多かった。ひいき目もあるんですが、荒野が宮澤ほどに気が利くプレーができるか疑問なのでできれば宮澤をCH、荒野をアンカーで行きたいところなんですが…。あちらを立てればこちらが立たずといった具合で、そこかしこでピースが1つ足りない感じがしてしまいます。

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