2017年12月6日水曜日

2017年12月2日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第34節 北海道コンサドーレ札幌vsサガン鳥栖 ~大砲を活かす生命線~

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スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF進藤亮佑、横山知伸、福森晃斗、MF菅大輝、宮澤裕樹、兵藤慎剛、石川直樹、都倉賢、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK金山隼樹、MF前寛之、稲本潤一、キム ミンテ、早坂良太、小野伸二、FW内村圭宏。前節負傷交代した荒野に代わり、ボランチに兵藤がスライドし、シャドーで都倉が3試合ぶりにスタメン復帰。早坂がサブで、菅の右ウイングバックは誤植(アウェイ新潟戦で小野と稲本の誤植があった)かと思ったが、そうした類の話ではなく菅が右に配されていた。鳥栖からの期限付き移籍中である菊地は、次のシーズンから完全移籍の交渉をしているためこの試合での起用が許されたが、故障の影響によりベンチ外。
 この試合の2日前、木曜日の夜に2018シーズンよりミシャことミハイロ・ペトロビッチ氏と監督就任で合意したとの衝撃的なニュースがあった。また金山のファジアーノ岡山への移籍、杉山、増川、石井、上原の契約満了による退団の報道もあった中でのスタメン選びは注目されたが、四方田監督の言う「クラブステイタスを上げるための戦い」であるということで、菅の起用以外はベストの11人を起用するというのが答えだった。
 サガン鳥栖のスターティングメンバーは4-3-1-2、GK権田修一、DF藤田優人、キム ミンヒョク、鄭昇玄、三丸拡、MF河野広貴、高橋義希、小野裕二、吉田豊、FWビクトル イバルボ、田川亨介。サブメンバーはGK赤星拓、DF小林祐三、青木剛、MF安庸佑、石川啓人、FW豊田陽平、池田圭。原川は累積警告4枚で出場停止。福田はアキレス腱痛で欠場のため、今シーズン初の中盤底に2枚を置く布陣を採用している。コンスタントに勝ち点を積み重ね、危なげなく6シーズン連続のJ1残留を決めており、試合前の段階で8位につけている。勝ち点差2の7位浦和とは得失点差が離れており、この試合に勝ったとしても順位で上回るのが難しい状況。

2017年12月2日土曜日

2017年11月26日(日)13:00 明治安田生命J1リーグ第33節 ガンバ大阪vs北海道コンサドーレ札幌 ~ヤット渋滞~

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スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF進藤亮佑、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、宮澤裕樹、荒野拓馬、石川直樹、兵藤慎剛、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK金山隼樹、MF前寛之、稲本潤一、キム ミンテ、小野伸二、FW都倉賢、菅大輝。前節試合中に負傷交代し、長期離脱となった河合に代わり、CB中央に増川を予想するメディアも一部あったが、順当に横山が中央、進藤が右でスタメン。サブのDF枠はキム ミンテが久々にメンバー入り。前節謎の欠場だった都倉は、噂通り鹿島戦での途中交代時の態度による懲罰的なメンバー外だったことが、野々村社長が出演するラジオにて明らかになった。もっとも既に整理はついたようで、帯同メンバーに名を連ねている。
 ガンバ大阪のスターティングメンバーは4-3-1-2、GK東口順昭、DFオ ジェソク、三浦弦太、今野泰幸、藤春廣輝、MF井手口陽介、初瀬亮、倉田秋、遠藤保仁、FW長沢駿、高木彰人。サブメンバーはGK藤ヶ谷陽介、DF野田裕喜、MF中原彰吾、井出遥也、泉澤仁、FW呉屋大翔、赤崎秀平。ファビオは右ハムストリング肉離れ、夏に加入したファン ウィジョは左ハムストリング筋損傷、アデミウソンは「慢性的な下腹部の痛み」で離脱中。中盤は堂安がヘーレンフェーンに期限付き移籍し、藤本は右膝前十字靭帯断裂で長期離脱中、今野を最終ラインに回していることもあり、中原は徐々に出場機会を掴んでいる。

2017年11月23日木曜日

2017年11月18日(土)15:00 明治安田生命J1リーグ第32節 清水エスパルスvs北海道コンサドーレ札幌 ~人と組織のミスマッチ~

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スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF横山知伸、河合竜二、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、石川直樹、兵藤慎剛、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF前寛之、稲本潤一、小野伸二、FW内村圭宏、菅大輝。ルヴァンカップ決勝と国際Aマッチウィークによる3週間のリーグ戦中断期間中、右膝痛で離脱していたヘイスは11月7日の練習から復帰したとの報道があったがこの試合は帯同外。石川は右膝痛で10日から別メニューだったが、14日から復帰している。11月4日の練習ではジェイがアップ中に意識を失って倒れるという出来事があった(その後、持病のてんかんを公表)が、その後のトレーニングでは問題なくプレーしていたようでスタメンに名を連ねた。残り3節で16位広島とは勝ち点差7、15位甲府とは勝ち点差6と、残留に向け圧倒的優位な状況には変わりない。積雪シーズンを迎えた北海道で調整ができなくなるリスクを考慮し、試合2日前に静岡入りして調整していたが、都倉は都倉は故障でもない、その他試合で起用できない問題もない中で謎の帯同外となった。
 清水エスパルスのスターティングメンバーは4-4-2、GK六反勇治、DF清水航平、犬飼智也、二見宏志、松原后、MFミッチェル デューク、河井陽介、竹内涼、白崎凌兵、FW金子翔太、北川航也。サブメンバーは GK西部洋平、DF鎌田翔雅、フレイレ、MF村田和哉、増田誓志、FW鄭大世、長谷川悠。10月14日の静岡ダービーで右膝内側側副靱帯を損傷した鄭大世が復帰。夏場以降スタメンに定着していたカヌは8/27の浦和戦直前に負傷して以来コンディションが整わない。UAEのアル・シャルジャから夏のマーケットで加入した増田もリーグ戦出場は2試合のみ、9/16の川崎戦で負傷した六平も離脱中、チアゴ アウベスは11日の練習試合の負傷で欠場と故障者が相次ぐ。リーグ戦ここ10試合で1勝3分6敗と失速し、14位まで順位を落としている。

2017年11月6日月曜日

2017年10月29日(日)16:00 明治安田生命J1リーグ第31節 北海道コンサドーレ札幌vs鹿島アントラーズ ~特化型チームの挑戦~

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スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、石川直樹、FW都倉賢、チャナティップ、ジェイ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF河合竜二、MF兵藤慎剛、稲本潤一、小野伸二、FW金園英学、菅大輝。兵藤がサブに復帰した以外は前節と同じメンバー。この試合に勝ち、16位・サンフレッチェ広島が敗れると3試合を残してJ1残留が決まる。
 鹿島アントラーズのスターティングメンバーは4-4-2、GK曽ケ端準、DF西大伍、植田直道、昌子源、山本脩斗、MFレオ シルバ、三竿雄斗、遠藤康、レアンドロ、FW金崎夢生、土居聖真。サブメンバーはGKクォン スンテ、DFブエノ、伊東幸敏、MF中村充孝、安部裕葵、小笠原満男、FW鈴木優磨。水曜日に天皇杯準々決勝の神戸戦を120分間(&PK)を戦い、中3日で臨むアウェイゲーム。天皇杯に先発したメンバーから7人を入れ替え、永木とペドロ ジュニオール(故障との報道)は帯同外、クォン スンテ、ブエノ、伊東、小笠原、鈴木がベンチスタート。2位川崎とは、この試合の段階で勝ち点差は2。

2017年10月25日水曜日

2017年10月21日(土)16:00 明治安田生命J1リーグ第30節 FC東京vs北海道コンサドーレ札幌 ~ツインタワーの相乗効果~

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スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、宮澤裕樹、荒野拓馬、石川直樹、FW都倉賢、チャナティップ、ジェイ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF河合竜二、MF稲本潤一、マセード、小野伸二、FW金園英学、菅大輝。兵藤は左太もも裏を痛め帯同せず。
 FC東京のスターティングメンバーは4-2-3-1、GK大久保択生、DF徳永悠平、チャン ヒョンス、丸山祐市、MF室屋成、髙萩洋次郎、東慶悟、太田宏介、FWユ インス、大久保嘉人、永井謙佑。サブメンバーはGK林彰洋、DF吉本一謙、山田将之、MF米本拓司、梶山陽平、橋本拳人、FW前田遼一。リッピ ヴェローゾ。森重は左腓骨筋腱脱臼、田邉は左肩関節脱臼観血的整復術で7月より長期離脱中。橋本拳人はスタジアムの募金コーナーにいたので故障だったのかもしれない。ピーター ウタカは前節の退場処分により出場停止。第19節から3バックの3-1-4-2を採用しており、篠田善之監督が辞任、安間貴義コーチが暫定監督として指揮を執る第26節以降は氏の好む3トップ気味の布陣で戦う。チャン ヒョンスが復帰した最終ラインはともかく、中島翔哉、阿部拓馬、河野広貴がいずれも夏のマーケットで退団し人員整理が行われた前線は、3-4-2-1を採用するにはややダイエットしすぎた印象もあるが。

2017年10月19日木曜日

2017年10月14日(土)13:00 明治安田生命J1リーグ第29節 北海道コンサドーレ札幌vs柏レイソル ~若武者をボーイに変える~

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スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、宮澤裕樹、荒野拓馬、石川直樹、FW都倉賢、兵藤慎剛、ジェイ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF増川隆洋、MF稲本潤一、チャナティップ、マセード、小野伸二、FW内村圭宏。国際Aマッチウィークに伴う2週間のリーグ戦中断中、トレーニングのほかサポーターズデーの開催等で消化してきたが、ヘイスが1週間前のトレーニングで膝を負傷しメンバー外。タイ代表に招集されていたチャナティップは、インフルエンザで代表を離脱し、体調はまだ万全ではない。増川は初のメンバー入り。
 柏レイソルのスターティングメンバーは4-4-2、GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、鎌田次郎、古賀太陽、MF伊東純也、大谷秀和、中山雄太、ハモン ロペス、FWクリスティアーノ、ディエゴ オリヴェイラ。サブメンバーはGK桐畑和繁、DF橋口拓哉、輪湖直樹、MF小林祐介、キム ボギョン、武富孝介、大津祐樹。第22節からハモン ロペスが左サイドに定着し、右偏重だった攻撃の改善を図っているのかもしれない。第20節神戸戦で負傷し長期離脱中の、手塚の代役は主に小林が務め、前の試合は左利きのキム ボギョンが起用されたが、この日はマルチロールでもある中山をボランチに配し、最終ラインに鎌田。左SBはここ数試合、輪湖ではなくユン ソギョン。そのユンが負傷し(代表招集も辞退した)、代役は古賀。一方で負傷を抱えていたディエゴ オリヴェイラ、大津が戻ってきた。

2017年10月10日火曜日

2017年9月30日(土)16:00 明治安田生命J1リーグ第28節 サンフレッチェ広島vs北海道コンサドーレ札幌 ~忌避する理由~

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スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、宮澤裕樹、荒野拓馬、石川直樹、都倉賢、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK金山隼樹、MF河合竜二、稲本潤一、石井謙伍、小野伸二、FW内村圭宏、菅大輝。ヘイスは右ふくらはぎ痛でこの週の練習を休んでおり、具体の症状を札幌は例によって隠していたがタイメディアによってバレていた(全治3週間程度)。兵藤は具体の情報がなかったが、試合2日前の練習中に右足腿裏に違和感を感じたとのことでメンバー外。マセードは首痛で直前の練習を休んでおり帯同していない。前節接触プレーの影響で途中交代のク ソンユンがスタメンに名を連ねたのは朗報である。
 サンフレッチェ広島のスターティングメンバーは4-2-3-1、GK中林洋次、DF丹羽大輝、千葉和彦、水本裕貴、椋原健太、MF青山敏弘、稲垣祥、アンデルソン ロペス、フェリペ シウバ、柏好文、FWパトリック。サブメンバーはGK廣永遼太郎、MF高橋壮也、森崎和幸、柴崎晃誠、野上結貴、森島司、FW皆川佑介。ヨンソン監督の就任後、リーグ戦で4勝3分2敗、ここ5試合は3勝2分と好調。低水準で残留ラインが推移していたこともあって16位まで順位を上げてきた。中断期間に獲得したパトリック、丹羽、椋原はいずれもスタメンに定着しており、GKは林卓人から中林、塩谷はアル・アインに移籍、パトリックの加入に伴いミキッチはメンバー外、という具合にメンバーも何人か入れ替わっている。トップ下はここ6試合起用されてきた柴崎ではなく、ドームでの前回対戦で前半札幌守備を切り裂いたフェリペ シウバ。青山の相方となる左ボランチは野上が務めてきたが、その第4節札幌戦以来のスタメン起用となる稲垣。

2017年9月26日火曜日

2017年9月23日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第27節 北海道コンサドーレ札幌vsアルビレックス新潟 ~キャスティング主義の弊害~

スターティングメンバー

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0.1 スターティングメンバー


 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、宮澤裕樹、兵藤慎剛、石川直樹、ヘイス、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK金山隼樹、MF河合竜二、稲本潤一、マセード、小野伸二、FW都倉賢、菅大輝。
 アルビレックス新潟のスターティングメンバーは4-2-3-1、GK大谷幸輝、DF小泉慶、富澤清太郎、ソンジュフン、堀米悠斗、MF磯村亮太、加藤大、ホニ、小川佳純、山崎亮平、FW富山貴光。サブメンバーはGK守田達弥、DF大野和成、大武峻、MF伊藤優汰、酒井宣福 原輝綺、FW河田篤秀。

0.2 その他


 札幌は都倉は負傷や出場停止以外では四方田監督就任後、恐らく初めてとなるベンチスタート。2016シーズン、あれだけヘイスとジュリーニョの同時起用に慎重だった四方田監督だが、遂に外国籍選手による3トップに踏み切った。福森は左内転筋痛でこの週は別メニュー調整が続いており、石川の3バック左での起用も想定されていたが、万全ではない中で強行出場。最終ラインは横山が中央、菊地が右とシーズン開幕時のメンバーに久々に戻った。キム ミンテは今月3日から別メニュー調整だったようで、今週19日に全体練習に合流したとの報道があった。
 新潟は呂比須ワグナー監督の初陣となった5/20の第14節札幌戦以降、リーグ戦勝ちなし。公式戦全体でも2勝4分け14敗(2勝は札幌とバンディオンセ加古川…天皇杯2回戦での対戦)。夏のマーケットでDF大武、MF磯村、小川、FWタンキ、富山を獲得するも依然として最下位に沈む。チアゴガジャルドは規律的な問題で干され中。8月より期限付き移籍で加入した小川がトップ下で3試合連続のスタメン。ドウグラス タンキは累積警告4枚で出場停止。

2017年9月20日水曜日

2017年9月16日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第26節 ヴィッセル神戸vs北海道コンサドーレ札幌 ~3歩進んで2歩下がる~

スターティングメンバー

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0.1 スターティングメンバー


 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF横山知伸、河合竜二、福森晃斗、MF早坂良太、兵藤慎剛、宮澤裕樹、石川直樹、FWヘイス、都倉賢、チャナティップ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF菊地直哉、MF稲本潤一、マセード、小野伸二、FW菅大輝、ジェイ。スタメンは前節磐田戦と同じ。先月8/19の川崎戦前後から実践復帰していた稲本がベンチ入り。マセードと菊地は進藤と荒野に代わってベンチ入り(荒野は負傷によりTV中継で解説を務めた)。
 ヴィッセル神戸のスターティングメンバーは4-4-2、GKキム スンギュ、DF藤谷壮、岩波拓也、渡部博文、三原雅俊、MF小川慶治朗、藤田直之、高橋秀人、田中順也、FW渡邉千真、ルーカス ポドルスキ。サブメンバーはGK徳重健太、DF橋本和、伊野波雅彦、MF大森晃太郎、中坂勇哉、FW大槻周平、ハーフナー マイク。左MFに田中順也を起用したこと以外は前節と同じスタメンで臨む。

0.2 その他(監督交代)


 前回対戦6/4の第14節はアウェイの神戸が逆転勝ち。しかしその後15~22節は2勝6敗と再び失速、第19節大宮戦からポドルスキの合流もあったが状態は上向かず、22節終了後にネルシーニョ前監督は契約解除でクラブと合意した。吉田孝行新監督就任後の戦績はルヴァンカップを含めて5試合で1勝2分け2敗。前節リーグ戦のガンバ大阪戦で初勝利を挙げたが、ポドルスキの組み込みを初め、取り組むべき課題は少なくない。

※9/19に前半のみの内容で公開、9/20夜に追記・更新しました。

2017年9月12日火曜日

2017年9月9日(土)13:00 明治安田生命J1リーグ第25節 北海道コンサドーレ札幌vsジュビロ磐田 ~同じ絵を描ける仲間~

スターティングメンバー

0.プレビュー

0.1 スターティングメンバー


 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊横山知伸、河合竜二、福森晃斗、MF早坂良太、兵藤慎剛、宮澤裕樹、石川直樹、FWヘイス、都倉賢、チャナティップ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF荒野拓馬、小野伸二、FW内村圭宏、菅大輝、ジェイ。中断期間中、8/29に横山が全体練習に合流、9/3に紅白戦に出場し準備を整えたうえで1ヶ月半ぶりに公式戦復帰。前節からメンバー外となった菊地、マセードの詳細はわからない。また増川も9/3に実戦復帰、紅白戦で35分間プレーしている。
 ジュビロ磐田のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKカミンスキー、DF高橋祥平、大井健太郎、森下俊、MF櫻内渚、ムサエフ、川辺駿、小川大貴、中村俊輔、アダイウトン、FW川又堅碁。サブメンバーはGK三浦龍輝、DF藤田義明、MF上田康太、太田吉彰、 松浦拓弥、宮崎智彦、FW齊藤和樹。中村俊輔は前節試合直前に体調不良で出場回避したがU-20ワールドカップで負傷した小川航基、4/30の札幌戦で負傷した山本康裕は長期離脱中。松本昌也は8月に右膝内側側副靭帯損傷で離脱中。

0.2 その他


 国際Aマッチウィークを挟んでのリーグ戦。ロシアワールドカップ最終予選を戦うナショナルチームに、札幌はタイ代表のチャナティップ、磐田はウズベキスタン代表のムサエフが召集され、前者は2試合ともスタメン出場、火曜日にメルボルンでオーストラリア代表戦を戦い、札幌に戻ったのは木曜日だった。そのためジェイをスタメンに予想するメディアもあったが、既に替えのきかない選手になりつつあることからスタメンに名を連ねている。
 ムサエフはナショナルチームではボランチの3~4番手。木曜日にアウェイで中国代表、火曜日にホームでウズベキスタン代表戦があったが、この2試合ともベンチスタートだったため、スタメン出場は既定路線といったところか。

2017年9月3日日曜日

2017年8月26日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第24節 北海道コンサドーレ札幌vsベガルタ仙台 ~聖地こそ原点~

スターティングメンバー

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0.1 スターティングメンバー


 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MF早坂良太、兵藤慎剛、宮澤裕樹、石川直樹、FWヘイス、都倉賢、チャナティップ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MFマセード、荒野拓馬、小野伸二、FW内村圭宏、菅大輝。ジェイは慢性的に痛めていた右足ではなく、左足の内転筋痛で欠場(出産した奥さんに会いに行くため札幌を離れている)。代役として都倉がFW、ヘイスがシャドー。この並びはスタメンでは初めて。宮澤は3試合ぶりにスタメン復帰。早坂がスタメンで右WBに入るのは6/4の第14節神戸戦以来。また前節川崎戦の翌日、8/20に柏レイソルとトレーニングマッチを行っており、稲本がスタメン出場している。
 ベガルタ仙台のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKシュミット ダニエル、DF平岡康裕、大岩一貴、椎橋慧也、MF蜂須賀孝治、富田晋伍、三田啓貴、中野嘉大、野津田岳人、西村拓真 、FW石原直樹。サブメンバーはGK関憲太郎、DF増嶋竜也、MFヴィニシウス、梁勇基、古林将太、FW奥埜博亮、クリスラン。開幕戦でマセードに困難を突きつけた左WBの永戸と、金久保は長期離脱中。野津田は今月期限付き移籍で加入し初スタメン。石川直樹を完全移籍で札幌に放出したCBは、本来守備的MFの椎橋が3試合連続で先発。また8月に獲得したヴィニシウスがベンチ入り。

0.2 仙台の”アンチ4-4-2”


 両チームとも同じシステムだが、その採用理由は異なっていて、開幕から3-4-2-1を採用する仙台の狙いは主に攻撃にある。端的に言うと、攻撃時のポジショニングによって相手のギャップを突き、ボールを前進させていこうというコンセプトがあり、特に4-4-2系のチームに対して下の図のように巧くギャップを突ける構造になっている。
 ここまで23試合で26得点、39失点と抜群に結果が出ているわけではないが、チームとしては明確なプレーモデルがあり、貴重な左利きCBである石川直樹がゲームに絡めなくなったのも、こうしたコンセプトに適合しないためだとすると説明がつく(キックは比較的正確だったと思うが、機動力や起点となる能力はそれほどでもない)。
仙台の狙い(vs442)

 一方で札幌は、なかなか結果が出ない中で、「個の力による解決を図った結果、ピッチに立たせたい選手を並べたら3-4-2-1に行きついた」というような状況。要はチームとして何をしたい、というより、キャスティング主義的な考えであり、システムを変更したここまでの数試合では、まだチームとしての狙いをピッチ上で体現しきれているとは言い難い。

2017年8月25日金曜日

2017年8月19日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第23節 川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌 ~愚かなる前進~

スターティングメンバー

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0.1 スターティングメンバー


北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、荒野拓馬、兵藤慎剛、石川直樹、FW都倉賢、ジェイ、チャナティップ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF宮澤裕樹、FWヘイス、内村圭宏、金園英学、菅大輝。メディアでは宮澤のスタメン復帰が予想(兵藤がサブ!)されていたが、まだ怪我が治っていないのか、結果的にはベンチスタート。既報の通りだが、石川直樹が驚きの左WBで初スタメン。1トップは前節得点を挙げたジェイ。ヘイスはベンチスタート。
 川崎フロンターレのスターティングメンバーは4-2-3-1、GKチョン ソンリョン、DFエウシーニョ、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎、MF大島僚太、エドゥアルド ネット、家長昭博、中村憲剛、阿部浩之、FW小林悠。サブメンバーはGK新井章太、DF板倉滉、MF田坂祐介、三好康児、ハイネル、FW登里享平、森本貴幸。故障を抱えていた小林がスタメン復帰。家長は前節鹿島戦でスタメンに復帰し1得点。

0.2 その他


 JFL時代にはホルヘ・ルイス・デリー・バルデスのハットトリックで札幌が延長Vゴール勝ちした試合もあったが、Jリーグ公式戦における両者の通算戦績は、札幌の0勝3分13敗。公式戦で札幌が川崎に勝利したのは、08年、室蘭でのナビスコカップのみ(ノナトが札幌在籍時に唯一スタメン出場した試合でもある…もっとも他にはFC東京戦の途中出場(4分間)しか記録していないのだが)。

2017年8月19日土曜日

2017年8月13日(日)13:00 明治安田生命J1リーグ第22節 北海道コンサドーレ札幌vsヴァンフォーレ甲府 ~気まぐれなライオンとの心中~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FWチャナティップ、ジェイ、ヘイス。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF宮澤裕樹、石井謙伍、小野伸二、FW内村圭宏、金園英学。前節退場処分を受けた都倉は出場停止(TVH中継の解説員を務める)。宮澤はスタメン復帰を予想するメディアもあったが前節に引き続きベンチスタート。少し前は、スタメンの半数以上が道産子という試合もあったが、この試合はスタメン5人が外国籍選手。
 ヴァンフォーレ甲府のスターティングメンバーは3-4-2-1、GK岡大生、DF新里亮、新井涼平、エデル リマ、MF橋爪勇樹、島川俊郎、兵働昭弘、高野遼、堀米勇輝、田中佑昌、FWウイルソン。サブメンバーはGK河田晃兵、DF山本英臣、MF松橋優、阿部翔平、小椋祥平、FWドゥドゥ、熊谷駿。8月頭に加入し、前節8/9の浦和戦で途中出場した高野が初スタメン。

2017年8月11日金曜日

2017年8月9日(水)19:00 明治安田生命J1リーグ第21節 北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノス ~セルフ数的不利への道~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス、チャナティップ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF前寛之、小野伸二、FW内村圭宏、金園英学、ジェイ。出場停止明けのク ソンユンが復帰。宮澤はスタメンを予想するメディアもあったが間に合わず。最終ライン中央には前節後半から出場した河合が起用されている。
 横浜F・マリノスのスターティングメンバーは4-2-3-1、GK飯倉大樹、DF松原健、中澤佑二、ミロシュ デゲネク、山中亮輔、MF喜田拓也、マルティノス、天野純、齋藤学、FWウーゴ ヴィエイラ。サブメンバーはGK杉本大地、DF栗原勇蔵、MF中町公祐、遠藤渓太、前田直輝、ダビド バブンスキー、FW富樫敬真。金井は累積警告4枚で出場停止。山中は第15節から7試合連続のスタメン起用。前節8/5の新潟戦からは中町、天野、富樫に代えて喜田、扇原、ウーゴ ヴィエイラが起用されている。5/14の第11節甲府戦からリーグ戦で10試合負けなし(7勝3分)。2列目のサイドは齋藤が負傷交代した第13節頃から、齋藤とマルティノスが頻繁にサイドを入れ替えてプレーする。話し合い等で決めているそうで、この日はスタートはそれぞれの順足サイドだったが、15分頃からは逆足サイドに入れ替わっていた。

2017年8月8日火曜日

2017年8月5日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第20節 セレッソ大阪vs北海道コンサドーレ札幌 ~間受けの次の一手~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GK金山隼樹、DFキム ミンテ、菊地直哉、福森晃斗、MFマセード、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス、チャナティップ。サブメンバーはGK杉山哲、DF進藤亮佑、MF河合竜二、石井謙伍、小野伸二、FW内村圭宏、金園英学。前節浦和に勝利したシステムとメンバーがベースだが、ク ソンユンは累積警告4枚で出場停止。宮澤はこの週の練習中にアキレス腱を痛めて欠場。前節試合中に負傷交代した横山(スタメン発表後、右足関節三角靭帯損傷・距骨骨挫傷と発表された)のほか、ジェイはコンディション不良で帯同せず。仙台から完全移籍で加入した石川直樹は、前日に選手登録が完了したが右ふくらはぎ痛で別メニュー調整中。キム ミンテがリーグ戦では1ヶ月ぶりにスタメン復帰。
 セレッソ大阪のスターティングメンバーは4-4-2、GKキム ジンヒョン、DF田中裕介、マテイ ヨニッチ、木本恭生、丸橋祐介、MF水沼宏太、ソウザ、山口蛍、柿谷曜一朗、FWリカルド サントス、杉本健勇。サブメンバーはGK丹野研太、DF松田陸、藤本康太、MF関口訓充、福満隆貴、秋山大地、FW澤上竜一。リーグ戦ほぼ全試合で先発していた松田に代わり、右SBは田中裕介。清武は6/25の第16節仙台戦で負傷し離脱中。山村は左足首痛、山下は右太腿裏の違和感で前節に続いて欠場。第11節から続いていた9戦無敗は前節の大阪ダービーでの逆転負けによりストップしたが、依然として暫定首位に立っている。

2017年8月1日火曜日

2017年7月29日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第19節 北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズ ~”弱者の兵法”の盲点~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス、チャナティップ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF河合竜二、石井謙伍、小野伸二、FW内村圭宏、ジェイ。事前の予想では、中断期間中に継続して試されていたジェイを頂点に配した3トップ(併せて福森のWB起用も報道されていた)だったが、3日前のセレッソ大阪戦で45分間出場したチャナティップが初スタメン。荒野は累積警告4枚で出場停止。中断期間は7/20にタイでムアントン・ユナイテッドとの親善試合、7/26にルヴァンカップのプレーオフステージ2ndレグを戦い、いずれも控え中心のメンバーで敗れている。
 浦和レッズのスターティングメンバーは3-4-2-1、GK西川周作、DF森脇良太、遠藤航、槙野智章、 MF関根貴大、柏木陽介、阿部勇樹、駒井善成、李忠成、武藤雄樹、FW興梠慎三。サブメンバーはGK榎本哲也、DF那須大亮、田村友、MF宇賀神友弥、長澤和輝、FW高木俊幸、ズラタン。ラファエル シルバは累積警告4枚で出場停止。リーグ戦では4/22に札幌に勝利して以来、11試合で3勝1分7敗。勝った相手は新潟2勝、広島1勝。アウェイでは4連敗中でミハイロ・ペトロビッチ監督の解任も囁かれるようになった。リーグ戦中断期間は、7/12に天皇杯3回戦(ロアッソ熊本戦)、7/15にボルシア・ドルトムントとの国際親善試合、7/22に第22節の先行消化分であるセレッソ大阪戦と、札幌とは対照的にレギュラークラスの選手を投じて強度の高いゲームをこなしてきている。

※いろいろあった試合ですが、これまで通り、ピッチ上で起こっていたことについて書いていきます。

2017年7月10日月曜日

2017年7月8日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第18節 大宮アルディージャvs北海道コンサドーレ札幌 ~怠慢と事故と天賦の才~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、荒野拓馬、兵藤慎剛、早坂良太、FW菅大輝、ヘイス。サブメンバーはGK金山隼樹、DF田中雄大、進藤亮佑、MFキム ミンテ、小野伸二、FW内村圭宏、上原慎也。
 前半戦は17試合で勝ち点こそ15ポイントだが、順位は15位で大健闘と言ってよいターンとなった。後半戦初戦は都倉が出場停止、横山は契約条項により起用不可と攻守の核を欠き、16位大宮に乗り込んでの1戦。ジェイ(ボスロイド)は登録が間に合わず、事前予想は各メディアとも早坂をシャドーに配した3-4-2-1。しかし蓋を開けてみれば3-5-2の継続、菅のFW起用という、慎重派の四方田監督らしい?布陣となった。
 大宮アルディージャのスターティングメンバーは4-1-4-1、GK松井謙弥、DF渡部大輔、菊地光将、河本裕之、和田拓也、MF大山啓輔、岩上雄三、横谷繁、茨田陽生、大前元紀、FW江坂任。サブメンバーはGK加藤順大、DF奥井諒、山越康平、MF沼田圭悟、マテウス、金澤慎、FW清水慎太郎。
 5/28に渋谷洋樹前監督が解任され、伊藤彰新監督が就任してからのリーグ戦は2勝1分1敗。前監督体制と最大の相違点は、アンカーを配す4-1-4-1ないし4-3-3の陣形に変えてきたことで、新監督初戦の鳥栖戦では長谷川アーリアジャスールがアンカーだったが、ここ3試合は大山。大前は2節前の第16節、菊地は前節から復帰とメンバーも揃ってきた。またGKも前監督下で第3GK扱いだった松井が抜擢されている。
 J1はこの試合を終えると中断期間に入り、次節19節の開催は7/29。札幌は22日にタイでムアントン・ユナイテッドとの国際親善試合、7/26にルヴァンカップのプレーオフ第2節(セレッソ大阪戦)を控える。

2017年7月7日金曜日

2017年7月1日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第17節 北海道コンサドーレ札幌vs清水エスパルス ~2と3を操る6番~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス。サブメンバーはGK金山隼樹、DF田中雄大、MFキム ミンテ、早坂良太、河合竜二、小野伸二、FW内村圭宏。スタメンはほぼいつも通りに見えるが、試合中はヘイスのワントップに近い陣形の3-4-2-1の時間帯も多かった。出場停止明けから福森が復帰し、前節左CBで出場した菊地が右に回った。パワーのあるFWを擁する清水相手にキム ミンテがサブとなった理由について、Twitterで幾つか憶測があったが「累積警告3枚のミンテがもう1枚貰い、次節大宮戦で横山とミンテが両方使えない、という事態を回避するため」という意見が一番腑に落ちる。
 清水エスパルスのスターティングメンバーは4-2-3-1、GK六反勇治、DF鎌田翔雅、カヌ、二見宏志、松原后、MF六平光成、竹内涼、枝村匠馬、ミッチェル デューク、金子翔太、FW鄭大世。サブメンバーはGK高木和 徹、DF村松大輔、角田誠、MF村田和哉、フレイレ、FW長谷川悠、北川航也。リーグ戦前節の負傷(後日肉離れと診断された)によりチアゴ アウベスがメンバー外、金子が8試合ぶりに前線で鄭大世とコンビを組む。ミッチェル デューク、二見は直前の練習を休んでいたがスタメンに名を連ねた。レギュラークラスでは白崎、河井が長期離脱中、開幕からレギュラーで出場していた犬飼も先月離脱している。

2017年6月29日木曜日

2017年6月25日(日)19:00 明治安田生命J1リーグ第16節 柏レイソルvs北海道コンサドーレ札幌 ~人海戦術の行く末~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、菊地直哉、MFマセード、兵藤慎剛、荒野拓馬、宮澤裕樹、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF河合竜二、早坂良太、小野伸二、FW内村圭宏、金園英学。水曜日に厚別で福島県代表・いわきFCと天皇杯を戦い、延長の末2-5で敗れた。この試合にスタメン出場し、2ゴールを挙げたヘイスがリーグ戦初先発。左サイドは前節・鹿島戦の早坂から菅(天皇杯ではボランチで先発出場)に戻してきた。最終ラインは累積警告4枚の福森が出場停止、菊地を左に持ってきた。器用そうなイメージのある選手だが、昨シーズンから左ではあまり機能していないように思える。
 柏レイソルのスターティングメンバーは4-2-1-3、GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MF大谷秀和、手塚康平、中川寛斗、FW伊東純也、武富孝介、クリスティアーノ。サブメンバーはGK桐畑和繁、DF鎌田次郎、ユン ソギョン、MF細貝萌、小林祐介、FWディエゴ オリヴェイラ、大津祐樹。札幌とは対照的に、9試合負けなしと絶好調で首位を走る。

2017年6月20日火曜日

2017年6月17日(土)18:30 明治安田生命J1リーグ第15節 鹿島アントラーズvs北海道コンサドーレ札幌 ~理解と浸透の絶対的不足~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、荒野拓馬、兵藤慎剛、早坂良太、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF上原慎也、MF菊地直哉、小野伸二、FW内村圭宏、金園英学、菅大輝。5/31のルヴァンカップ柏戦後に離脱していた小野がサブに復帰。その柏戦で試した右マセード、左早坂という布陣をリーグ戦では初めて採用している。一方で横山は右足首痛で帯同せず。
 鹿島アントラーズのスターティングメンバーは4-4-2(4-2-2-2)、GK曽ケ端準、DF西大伍、植田直道、昌子源、山本脩斗、MF小笠原満男、三竿健斗、FWペドロ ジュニオール、土居聖真。サブメンバーはGK川俣慎一郎、DFブエノ、伊東幸敏、MF遠藤康、永木亮太、FW金崎夢生、鈴木優磨。
 ACLでの敗退(決勝トーナメント1回戦で広州恒大にアウェイゴールの差で敗退)を受け、石井正忠前監督が解任され、大岩剛氏が新監督に就任しての2戦目。前の週のAマッチウィークでは、アジア最終予選を戦う代表チームにクォン スンテ、昌子が招集され、いずれも90分フル出場しているが、2週間のリーグ戦中断期間中にペドロ ジュニオール、金崎、遠藤が復帰しているのはプラス。レオ シルバ以外は軒並み主力が戻ってきている。

※この記事は7/8大宮戦後(リーグ戦中断期間中)に作成しました

2017年6月11日日曜日

2017年6月4日(日)13:00 明治安田生命J1リーグ第14節 北海道コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸 ~”本物”のクオリティ~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF横山知伸、河合竜二、福森晃斗、MF早坂良太、宮澤裕樹、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF上原慎也、MF菊地直哉、キム ミンテ、マセード、FW内村圭宏、金園英学。負傷中のキム ミンテ、ヘイスが今週から全体練習に復帰。前節メンバー外のジュリーニョも戻ってきている。
 水曜日に厚別でルヴァンカップを戦い、柏相手に2-1で勝利。主力を休ませた柏に対し、札幌はほぼフルメンバーで臨んだが、荒野がアンカー、宮澤と小野がインサイドハーフ、早坂が左WBと実験的な印象を受けるスタメンだった。ここ数試合重用されていた小野がルヴァンカップ優先で今節はメンバー外、逆に河合はカップ戦で温存してこの試合でスタメン、という具合に、試合の優先度や選手の位置づけがよくわからない所もあるが、ルヴァンカップを本気で獲りに行っているというよりは、リーグ戦、カップ戦合わせて4連敗中ということで、勝って自信をつけたいという考えだっただろう。
 ヴィッセル神戸のスターティングメンバーは4-4-2、GKキム スンギュ、DF藤谷壮、北本久仁衛、渡部博文、松下佳貴、MF小川慶治朗、三原雅俊、ニウトン、大森晃太郎、FW田中順也、渡邉千真。サブメンバーはGK前川黛也、DF山口真司、伊野波雅彦、MF田中英雄、中坂勇哉、安井拓也、ウエスクレイ。故障者について一部明確な情報が出ていないが、岩波、高橋峻希、橋本、高橋秀人、藤田直之がメンバー外と後ろの選手を中心に主力級を欠いている。

2017年6月2日金曜日

2017年5月27日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第13節 サガン鳥栖vs北海道コンサドーレ札幌 ~迷わず行けよ信じる道~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF横山知伸、河合竜二、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、金園英学。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF前寛之、マセード、小野伸二、FW内村圭宏、上原慎也。この週水曜日にホームでルヴァンカップ仙台戦を戦い、1-2で敗れてから中2日のアウェイゲームとなる。リーグ戦前節で負傷交代したキム ミンテはこの試合に間に合わず、菊地は契約条項により出場不可。懸案の右CBには横山をスライドさせ、中央には水曜日のルヴァンカップで温存した河合。個人的には河合のCB中央にそこまでいい印象を持っていないのだが、進藤、永坂の若手CBを信頼できないならば(消極的判断だが)河合しかない。欠場が続いていた内村は古傷の左足首痛がまだ癒えていないとのことだが強行出場。ルヴァンカップで左ふくらはぎの違和感を訴え途中交代したジュリーニョは招集外。
 サガン鳥栖のスターティングメンバーは4-3-1-2、GK権田修一、DF小林祐三、キム ミンヒョク、青木剛、吉田豊、MF福田晃斗、高橋義希、原川力、鎌田大地、FW趙東建、豊田陽平。サブメンバーはGK辻周吾、DFフランコ スブットーニ、藤田優人、MF小川佳純、水野晃樹、FW富山貴光、ビクトル イバルボ。開幕から10試合連続でCBとしてスタメン出場していた谷口は5/7、第10節の横浜F・マリノス戦で左膝蓋骨骨軟骨損傷の重傷を負い全治約5ヶ月。小野裕二は5/10のルヴァンカップ第4節・ヴィッセル神戸戦で左大腿ハムストリング筋損傷、全治約3週間。同じ試合で負傷し外傷性気胸と診断された豊田は予想よりも早く復帰しスタメンに名を連ねた。田川は韓国で開催中のU-20ワールドカップ日本代表に招集中。カリアリから鳴り物入りで加入したイバルボはまだノーゴール。どうでもいいが趙東建は漢字表記での登録である(多くのチームは在日韓国朝鮮人選手のみ漢字表記、韓国出身選手はカタカナ表記)。

2017年5月26日金曜日

2017年5月20日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第12節 アルビレックス新潟vs北海道コンサドーレ札幌 ~天才頼みの前にやるべきこと~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、金園英学。サブメンバーはGK金山隼樹、MF河合竜二、菊地直哉、前寛之、マセード、小野伸二、FWジュリーニョ。スタメン、サブ共に前節と全く同じ。
 アルビレックス新潟のスターティングメンバーは4-2-3-1、GK大谷幸輝、DF川口尚紀、富澤清太郎、ソンジュフン、堀米悠斗、MFロメロ フランク、小泉慶、ホニ、チアゴ ガリャルド、山崎亮平、FW鈴木武蔵。サブメンバーはGK守田達弥、DF大野和成、酒井宣福、MF加藤大、本間勲、成岡翔、森俊介。呂比須ワグナー新監督が就任しての初陣。これまで主に4-4-2で前線にホニと、山崎またはチアゴ ガリャルドが起用されていたが、ホニを右に回して鈴木武蔵が1トップ、チアゴ ガリャルドが下がり目でトップ下。堀米は左SBの3番手(原輝綺、酒井宣福の次)だったがこの試合でJ1初スタメン。矢野貴章は5/5の第10節川崎戦で負傷し離脱中。

2017年5月17日水曜日

2017年5月14日(日)19:00 明治安田生命J1リーグ第11節 北海道コンサドーレ札幌vsガンバ大阪 ~包囲網の検出~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、金園英学。サブメンバーはGK金山隼樹、MF河合竜二、菊地直哉、前寛之、マセード、小野伸二、FWジュリーニョ。契約条項により前節大宮戦に出場できなかった横山がスタメン復帰、他は前節と同じ。サブには今週水曜日から練習に完全合流していたマセードが入った。今週のミッドウィークは各チーム、AFCチャンピオンズリーグ又はルヴァンカップを戦っていたが、札幌はルヴァンカップの試合がなく休み。中7日空きのホームでの連戦となる。
 ガンバ大阪のスターティングメンバーは4-3-1-2、GK東口順昭、DFオ ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝、MF井手口陽介、藤本淳吾、倉田秋、遠藤保仁、FW長沢駿、赤﨑秀平。サブメンバーはGK藤ヶ谷陽介、DF米倉恒貴、丹羽大輝、金正也、MF泉澤仁、食野亮太郎、FWアデミウソン。前節のメンバーから堂安、アデミウソンに代わり遠藤、赤﨑がスタメン起用されている。遠藤は第7節以来のスタメン復帰。3月の代表選で負傷した今野のほか、呉屋、井出が離脱中。また、5/20より韓国で開催されるU-20ワールドカップを戦う日本代表に堂安、市丸、初瀬、更には高木彰人も追加招集されており、少なくとも今月末まで起用不可。
 火曜日にはAFCチャンピオンズリーグのグループリーグ第6節をアウェイ(済州ユナイテッドFC戦、0-2で敗れた)で戦っている。第2節から第7節まではファビオを中心に配した3バック、遠藤をアンカーで起用した3-1-4-2で戦っていた。第8節以降は再び4-4-2に戻しているが、遠藤を外し、倉田・井手口のWボランチだった。

2017年5月10日水曜日

2017年5月6日(土)13:00 明治安田生命J1リーグ第10節 北海道コンサドーレ札幌vs大宮アルディージャ ~収支カツカツ~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、河合竜二、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、金園英学。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MFジュリーニョ、菊地直哉、前寛之、石井謙伍、小野伸二。
 5/3のルヴァンカップ、FC東京戦から中2日での試合ということで、カップ戦では大半の主力を味の素スタジアムに連れて行かなかったが、シュート、CKともにゼロ(!)で0-1の敗戦だった。今節は大宮から期限付き移籍中の横山は契約により出場不可、懸案事項のCB中央にはルヴァンカップで先発した菊地ではなく、この週から練習に復帰した河合。ジュリーニョは週の前半(FC東京戦直前)から全体練習に復帰。内村はこの週、左足首痛で別メニュー調整を続けておりベンチに入っていない。
 大宮アルディージャのスターティングメンバーは5-3-2、GK塩田仁史、DF渡部大輔、山越康平、金澤慎、高山和真、和田拓也、MF長谷川アーリアジャスール、岩上祐三、茨田陽生、FW江坂任、瀬川祐輔。サブメンバーはGK加藤順大、DF大屋翼、MF大山啓輔、マテウス、横谷繁、FWドラガン ムルジャ、ネイツ ペチュニク。布陣は3-5-2でもよかったが、オフィシャルの発表に倣い5-3-2とした。
 開幕戦ではCBにキャプテンの菊地、両サイドバックに奥井と大屋、FWに大前といったメンバーだったが、菊地は故障で欠場中、FW陣はムルジャ、ペチュニクといった外国人選手を含めてコンディション不良や故障によりメンバーがなかなか固まらず、GKも開幕から塩田⇒加藤(3~7節)⇒塩田と二度変わっている。依然として最下位に沈むが、前節ホームでの埼玉ダービーでは金澤をCBで起用、中盤に長谷川、茨田、岩上とセンタープレイヤーを3枚並べる5-3-2を採用し、ようやく初勝利を挙げた。今節も同じく3バックのチーム相手ということで、前節と全く同じスタメンで「勝っているチームは変えない」を実践しているが、前節はアンカーが茨田、インサイドハーフに岩上だったように見えた。今節は岩上をアンカーに起用している。

2017年5月2日火曜日

2017年4月30日(日)15:00 明治安田生命J1リーグ第9節 ジュビロ磐田vs北海道コンサドーレ札幌 ~既視感のある間延びサッカー~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、金園英学。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF菊地直哉、前寛之、石井謙伍、小野伸二、FW内村圭宏。水曜日のホームでルヴァンカップ第3節を戦い、大宮相手に小野のゴールで先制するも終盤追いつかれ引き分け。この試合で菊地が2/25の開幕戦以来となる公式戦出場を果たしたが、河合が右太もも裏痛、田中が右ふくらはぎ痛のためハーフタイムで交代。田中がスタメンに定着していた左WBには石井との予想もあったが、この日は菅が入る。また金園が3/18の第4節広島戦以来となるスタメン復帰。この週から練習に完全合流していたようである。
 ジュビロ磐田のスターティングメンバーは3-4-2-1、GK八田直樹、DF櫻内渚、大井健太郎、高橋祥平、MF小川大貴、川辺駿、山本康裕、宮崎智彦、松本昌也 、松浦拓弥、FW川又堅碁。サブメンバーはGK志村滉、DF藤田義明、MF上田康太、太田吉彰、アダイウトン、松井大輔、FW小川航基。磐田はこの週、ルヴァンカップをホームで戦い、小川航基のハットトリックでFC東京を撃破している。一方リーグ戦では前節鹿島戦で3-0と快勝したが、試合中にカミンスキーが負傷交代。更にこの週の練習で腰を痛めた中村俊輔も欠場、ムサエフも肉離れで離脱中、森下は左太ももの張りで欠場とセンターラインの主力を欠く。また第6節までは2列目に中村俊輔、太田、アダイウトン、松浦から3枚を配した4-2-3-1で戦っていたが、第7節のサガン鳥栖戦からは3-4-2-1、つまり2列目の駒を1枚削り、CBを1枚加えた3-4-2-1に変更して鳥栖、鹿島に連勝している。

2017年4月26日水曜日

2017年4月22日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第8節 浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌 ~後手を踏んだ守備のコンセプト~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、田中雄大、FW菅大輝、兵藤慎剛、都倉賢。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF前寛之、河合竜二、小野伸二、FW上原慎也、内村圭宏。メンバーは前節から内村がサブ、菅がスタメン、金山がベンチ入り以外は同じ。前節試合中に足に違和感を感じて交代の内村だが、軽傷だったようでベンチ入りしている。人の配置は2ボランチ、2シャドーを配し、守備時には5-4-1ないし5-2-3となる3-4-2-1。予想通りというか、第4節サンフレッチェ広島戦と同じ配置で臨んできた。
 浦和レッズのスターティングメンバーは3-4-2-1、GK西川周作、DF森脇良太、遠藤航、槙野智章、MF関根貴大、柏木陽介、阿部勇樹、宇賀神友弥、武藤雄樹、興梠慎三、FWラファエル シルバ。サブメンバーはGK榎本哲也、DF那須大亮、MF長澤和輝、青木拓矢、駒井善成、FW李忠成、ズラタン。今シーズンは中盤に青木が入ったり、シャドーに李や柏木が入ったりする以外はメンバーが固定されている印象である。

2017年4月20日木曜日

2017年4月16日(日)13:05 明治安田生命J1リーグ第7節 北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレ ~謎めくポジショニング~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、兵藤慎剛、田中雄大、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK杉山哲、DF進藤亮佑、MF前寛之、河合竜二、小野伸二、FW上原慎也、菅大輝。前節試合中に太ももの裏を痛めて交代したジュリーニョがメンバー入りせず(注:この試合後に左ハムストリング肉離れ・全治非公表のアナウンス)、内村がリーグ戦初スタメン。FWはこれで3人が離脱し、上原のFW起用(非・パワープレー)も現実的なオプションと考えざるを得ない。また、一部メディアではマセードのスタメンが伝えられていたが、ベンチにも入っていない。サブのGKは金山に代わって杉山。余談だが昨シーズンから、負傷者情報の公式アナウンスを試合当日に行うようになったのは一種の情報戦(直前まで誰が出てくるのかを隠しておく)なのだろうが、当日急に重傷だと発覚するのはあまり精神衛生上よくない。
 川崎フロンターレのスターティングメンバーは3-4-2-1、GKチョン ソンリョン、DF田坂祐介、谷口彰悟、奈良竜樹、MFハイネル、エドゥアルド ネット、中村憲剛、車屋紳太郎、FW小林悠、長谷川竜也、登里享平。サブメンバーはGK新井章太、DF板倉滉、MF三好康児、森谷賢太郎、阿部浩之、FW大塚翔平、森本貴幸。公式のスタメン発表では4-4-2となっていたが、実際は守備時に5バックになる3-4-2-1。
 エドゥアルドはオフに右肩関節反復性脱臼の手術をしたため離脱中。家長は3月に右足第一末節骨の骨挫傷および不顕性骨折(全治1ヶ月)、舞行龍ジェームズは右膝外側半月板損傷(全治5ヶ月)、大島は4月に右ヒラメ筋肉離れ(全治5週間)でこちらも札幌同様に主力級を数人欠いている。
 ミッドウィークにルヴァンカップ、AFCチャンピオンズリーグを開催したため日曜開催のリーグ戦。札幌はルヴァンカップ、アウェイでの清水エスパルス戦に控え組主体+ソンユン、ミンテ、宮澤といったメンバーで進藤のゴールで勝利。個人的には、小野が入った前線の並びに注目していたが、昨シーズン同様の3-4-1-2だった。川崎はホームでのAFCチャンピオンズリーグ、広州恒大戦を戦い0-0。ほぼフルメンバーで、後半から中村憲剛、登里を投入している。

2017年4月9日日曜日

2017年4月8日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第6節 北海道コンサドーレ札幌vsFC東京 ~クライトンの遺言~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、宮澤裕樹、兵藤慎剛、田中雄大、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF前寛之、河合竜二、小野伸二、FW内村圭宏、菅大輝。深井を失ったアンカーには宮澤、右のインサイドハーフには荒野。ウイングバックは右に札幌デビュー戦となる早坂。左は田中が戻ってきた。兵藤は体調不良で一昨日の練習を休んだとの情報があるがスタメンに名を連ねた。また永坂も7日の練習中に左太もも裏を痛め別メニュー調整をしていたとのことで、CBのサブには進藤。
 FC東京のスターティングメンバーは4-2-3-1、GK林彰洋、DF室屋成、森重真人、丸山祐市、太田宏介、MF橋本拳人、田邉草民、東慶悟、阿部拓馬、中島翔哉、FW大久保嘉人。サブメンバーはGK大久保択生、DF徳永悠平、吉本一謙、MF梶山陽平、FW永井謙佑、前田遼一、ピーター ウタカ。高萩が日本代表招集中の故障で離脱中。また試合と関係ないが、FC東京は練習中の写真撮影禁止措置を打ち出したとのことで話題になっていた。
 札幌にとっては前節・甲府戦から中6日での開催となる。この間、前節に負傷交代した深井は事実上シーズンアウトとなる重傷であったことがリリースされた。6ポイントゲームを落としたこと以上に、将来を嘱望された札幌の宝が遂にJ1の舞台で「発見」される、との期待が叶わなかったことの失望感は大きい。ただ、まだJ1はリーグ戦29試合を残しており、まだまだこれからという状況である。いつまでも嘆いているわけにはいかず、一人一人が自分にできることをやっていくしかない。特に、深井を欠いた中盤以上に厳しいのが金園とヘイスが使えない前線で、内村はスーパーサブとしてベンチに置いておくことを考えると、ここまで沈黙のジュリーニョに奮起してもらうほかない。

2017年4月4日火曜日

2017年4月2日(日)17:00 明治安田生命J1リーグ第5節 ヴァンフォーレ甲府vs北海道コンサドーレ札幌 ~動かざる山~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MF荒野拓馬、宮澤裕樹、深井一希、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF上原慎也、永坂勇人、MF前寛之、河合竜二、小野伸二、FW内村圭宏。
 ヴァンフォーレ甲府のスターティングメンバーは3-5-1-1、GK岡大生、DF新里亮、新井涼平、エデルリマ、MF松橋優、小椋祥平、兵働昭弘、オリヴァー ボザニッチ、阿部翔平、堀米勇輝、 FWウイルソン。サブメンバーはGK山内康太、DF畑尾大翔、山本英臣、MF島川俊郎、曽根田穣、FWドゥドゥ、河本明人。堀米がMF登録ながらウイルソンと前線でコンビを組むので選手特性も考慮し、3-5-1-1と表した。メルボルンヴィクトリーから加入したオリヴァー ボザニッチがJリーグデビューとなる初先発。同ポジションで出場していた田中佑昌は右ふくらはぎ痛で欠場。3バック中央には重鎮・山本ではなく新井が入る。
 J1は国際Aマッチウィークを挟み、2週間ぶりの開催となる。この間に日本代表はロシアワールドカップ最終予選で2連勝、タイ代表でジェイことチャナティップ ソングラシンが埼玉スタジアム2002でプレーする等のトピックがあった。中断期間前、ルヴァンカップで磐田に、リーグ戦で広島に勝利しいい流れだったはずの札幌だが、ヘイスが3/24のトレーニングで左膝内側半月板損傷の重傷、金園が3/26のトレーニングで左ハムストリングス肉離れで離脱。この他マセード、石井、田中のウイングバック3選手も欠場と一気に苦しい台所事情になってしまった。一方で早坂とジュリーニョがこの週から全体練習に復帰、ジュリーニョは早速スタメンに名を連ねている。

0.「自分たちのサッカー系」監督


 かのロスタイム3失点試合の相手として我々の記憶に残っている甲府。近年は2013シーズンから5シーズン連続でJ1に参戦する中で、2012~2014シーズンに指揮を執った城福浩氏だったり、今シーズンから就任した吉田達磨新監督だったりと、どっちかというと「自分たちのサッカー系」の監督を連れてきていて、何らかチームとしてのスタイルのようなものを植え付けたいのかな、との印象である。ただ甲府時代の城福氏は、自身の志向するスタイルでの戦いを半ばあきらめたかのような、リスクを排除し失点しないことを第一とした、割り切ったスタイルで2シーズン連続でのJ1残留を成し遂げた(もっともその後、FC東京の監督にカムバックすると元通りの城福氏に戻ってしまったが)。柏、新潟と2クラブ続けて、1シーズンでの解任の憂き目にあっている吉田氏が今後、甲府でも自らのスタイルを貫くか、それとも城福氏と同じ道を辿るか、という点は今後も注目である。

2017年3月21日火曜日

2017年3月18日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第4節 北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島 ~前を向けば恐竜~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、深井一希、田中雄大、金園英学、兵藤慎剛、FW都倉賢。サブメンバーはGK金山隼樹、永坂勇人、MF河合竜二、石井謙伍、荒野拓馬、FW内村圭宏、ヘイス。メンバー上は前節までと同様に3-5-2(3-1-4-2)でもいける構成だが、Wボランチで兵藤を前に出した3-4-2-1だった。ジュリーニョは前節痛めた左太もも裏の故障で欠場。水曜日に磐田で開催されたルヴァンカップ(2-0で勝利)で先発した永坂、荒野とヘイスがベンチ入り。逆に金園はこの試合のために主力扱いで、ルヴァンカップで使わなかったのかなと思わせるメンバーでもある。
 サンフレッチェ広島のスターティングメンバーは3-4-2-1、GK林卓人、DF塩谷司、千葉和彦、水本裕貴、MFミキッチ、稲垣祥、青山敏弘、清水航平、フェリペ シウバ、柴﨑晃誠、FW工藤壮人。サブメンバーはGK廣永遼太郎、DF野上結貴、MF森島司、高橋壮也、FW皆川佑介、宮吉拓実、アンデルソン ロペス。前節退場処分を受けた丸谷が出場停止で、青山の相方には開幕2戦で先発した稲垣が戻ってきた。

0.広島の考え方


 広島の攻撃時4-1-5、守備時5-4-1となるやり方について、色々なサイト考察されているので特にここで下手な文章で書く必要はないと思うが、非常にザックリ言うと、攻撃時は①「後ろと前で数的優位を作る」、②「後ろでオープンな選手が運ぶ」、③「ボールが中盤に到達する(数的優位でなくなる)前に中盤省略気味に前線につける」④「前線で数的優位を活かしてシュートまでもっていく」というやり方を10年近く続けている。
中盤は捨て、後ろと前で数的優位を作る

 一昨年のクラブワールドカップのマゼンベなどが典型例だと思うが、一般的な守備陣形…前線の人数は1人か2人、中盤を厚く、というサッカーのセオリーである4-4-2や5-3-2で臨むと、前線と後方で広島に必ずフリーの選手を作られてしまう。
守備を剥がした状態から5トップへ

2017年3月16日木曜日

2017年3月11日(土)15:00 明治安田生命J1リーグ第3節 北海道コンサドーレ札幌vsセレッソ大阪 ~我慢を解くタイミング~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MF石井謙伍、宮澤裕樹、深井一希、兵藤慎剛、田中雄大、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、永坂勇人、MF河合竜二、マセード、荒野拓馬、FW内村圭宏、金園英学。開幕戦後に離脱していた宮澤と、荒野、前寛之が今週の練習から復帰。3センターの3-5-2において、中盤のあらゆる役割をこなせる荒野や前寛之が帰ってきたことは大きい。外国人枠の関係で割を食ったのはヘイス。マセードとの択一だったと思うが、コンディションがまだ不十分なのかもしれない。一方でこの試合から復帰の見込みだった菊地は、2時間前に発表された先発メンバーに名を連ねていたが、直前でキム ミンテに変更、サブに永坂が入った。
 セレッソ大阪のスターティングメンバーは4-2-3-1、GK丹野研太、DF松田陸、マテイ ヨニッチ、山下達也、丸橋祐介、MFソウザ、山口蛍、清武弘嗣、山村和也、柿谷曜一朗、FW杉本健勇。サブメンバーはGK圍謙太朗、DF茂庭照幸、田中裕介、MF関口訓充、清原翔平、秋山大地、FWリカルド サントス。キム ジンヒョンは腰痛の治療のため帰国。前の週の練習から試されていたという、前線に山村を置き、左に柿谷。開幕戦で水沼が負傷した右サイドは、前節は丸岡が起用されていたが、この試合がJリーグ復帰戦となる清武が先発起用された。調べたところ、清武は11/26のバレンシア戦で後半開始から出場した以来の公式戦。スペインではリーグ戦4試合1得点という結果に終わった。


2017年3月7日火曜日

2017年3月4日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第2節 横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌 ~逃げ場が作れないチャンピオン~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF進藤亮佑、横山知伸、福森晃斗、MF石井謙伍、キム ミンテ、深井一希、兵藤慎剛、田中雄大、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、上原慎也、MF河合竜二、FWヘイス、内村圭宏、金園英学。前節仙台戦で菊地、宮澤が負傷、代役は進藤と兵藤。ヘイスが使える状態になったとのことで、パンチ力が足りない前線の切り札としてベンチ入り。ジュリーニョも開幕戦ではよく動けていた、宮澤が負傷した中盤でキム ミンテは欠かせない、となると、枠の関係でマセードを外さざるを得ない。今後も開幕戦のように、ウイングバックにあまり仕掛けを要求しないサッカーとなると、マセードには受難のシーズンになるかもしれない。
 横浜F・マリノスのスターティングメンバーは4-2-3-1、GK飯倉大樹、DF松原健、中澤佑二、ミロシュ デゲネク、新井一耀、MF喜田拓也、天野純、マルティノス、ダビド バブンスキー、齋藤学、FW富樫敬真。サブメンバーはGK杉本大地、MF遠藤渓太、扇原貴宏、中町公祐、前田直輝、FW伊藤翔、ウーゴ ヴィエイラ。開幕戦で負傷した金井に代わって左SBには本職CBの新井が入る。

0.共和制への移行


 オフに王様・中村俊輔放出でストーブリーグを賑わせたマリノスだが、開幕戦での戦いぶりや、モンバエルツ監督のインタビュー等を照らし合わせればその意図は明確だと思う。すなわち(サッカーの本質を考えると当たり前だが)攻守を一体として捉えたときに、自らは攻撃時も相手に隙を与えないことを重視した試合運びをし、逆に相手に隙ができたときにそこを素早く突く。そして大抵、隙ができやすいのは中央よりもサイド。ここにスピードがあり仕掛けられる選手を配し、手数をかけずにボールを送り込んでいく。
 となると典型的なボールプレイヤーで、ボールに触りたがり自由な動きを許容せざるを得ない中村俊輔はこうした志向に合っていない。「高額年俸や若返りといったフロントの思惑」という言葉だけでは説明できない、フットボール的な面でも妥当性のある判断だと思う。
 では札幌としてはどう戦えばいいかというと、開幕戦で攻撃のパンチ力が出せなかったからと言って、バランスを崩して前に出れば、それはモンバエルツの思うツボ。基本的には開幕戦と同様、我慢しつつセットプレー等に活路を見出す。ただマリノスが4-4-2で守備をするならば、2016シーズン同様にミスマッチを利用して、ある程度はマイボールの時間を作りたい。今のチームには前線にエメルソン、ダヴィのような単騎でボールを運べる選手がいない以上、得点するには重心を押し上げる何らかの仕掛けも必要になってくる。
(この項は試合前に書いています)

2017年3月1日水曜日

2017年2月25日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第1節 ベガルタ仙台vs北海道コンサドーレ札幌 ~何も恐れず胸を張り戦え~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MFマセード、キム ミンテ、深井一希、宮澤裕樹、石井謙伍、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、田中雄大、MF河合竜二、兵藤慎剛、FW内村圭宏、上原慎也。マセード、ジュリーニョのブラジルコンビはこの週になって練習に完全合流、兵藤はそれよりも少し回復が遅れてベンチスタート。ただ彼らが戻った途端、今度は早坂、稲本が肉離れで離脱。ほぼ1年ぶりに3センターの3-5-2でスタートするのはそうした事情(トップ下で使いたい選手が軒並み離脱)もあったと思われる。
 ベガルタ仙台のスターティングメンバーは3-4-2-1、GK関憲太郎、DF大岩一貴、平岡康裕、石川直樹、MF菅井直樹、富田晋伍、三田啓貴、永戸勝也、梁勇基、奥埜博亮、FW石原直樹。サブメンバーはGKシュミット ダニエル、DF蜂須賀孝治、増嶋竜也、MF藤村慶太、茂木駿佑、FW西村拓真、平山相太。新加入のFWクリスラン、金久保、中野が負傷で直前の練習に参加していないとの報道があった。
 歓喜のJ2優勝から早3ヶ月、札幌にとっては5年ぶりのJ1。開幕はアウェイ仙台。かつてJ2ではライバルとして張り合っていた?のも今は昔、8シーズン連続でJ1リーグに参加する大先輩となってしまった。個人的にはこの3ヶ月間、立て込んでいたこともあり、ヘイスがお母さんの手料理で豪快に太って合流したこと、非公開試合等が多くメンバーが読めないこと、キャンプ終盤にけが人が相次いだこと程度しか情報をフォローできていない。また今シーズンは実質4枠の外国籍選手の運用も興味深いものだと考えている。開幕戦は消去法でヘイスがメンバー外となったが、ブラジル人3人+韓国人2人のうち、ク ソンユンは不動として、残りは今後どのような起用法になるか。個人的には、攻撃面でもたらされるプレーの幅を考えるとマセードは安易に外してほしくないのだが。

2017年1月29日日曜日

北海道コンサドーレ札幌の2016シーズン(4) ~戦術:エメルソン→戦術:ウィル→戦術:ダヴィ→戦術:?~

1.チームは生き物


 「チームは生き物」…だいぶ前に聞いた、誰の言葉だったか忘れたが、長丁場のリーグ戦はまさにこの言葉の通り。7月にセレッソ、岡山、松本と続いた上位対決を1勝2分けで乗り切り、7月を終えた時点(26節、熊本地震の影響で1試合未消化)で、札幌は1試合消化が少ないながら2位に勝ち点差5、3位に勝ち点差8をつけて首位を快走していたが、幾つかの不安要素が露見されつつある状況だった。
7/31(第26節消化)時点での順位表

2017年1月15日日曜日

北海道コンサドーレ札幌の2016シーズン(3) ~先行逃げ切りスタイルの裏~

1.前書き

1.1 最終節金沢戦・二つのイデオロギー


 シーズン最終節、33,000人の観衆の前で勝利を狙わず、引き分けに持ち込んだ金沢戦の戦い方は大いに議論を呼んだ。主な主張は、「リスクを冒して負けたら入れ替え戦行きなんだから当然だよ」派vs「金払って久々にスタジアムに来た観客に見せる試合じゃないよ」派といったところだった。
 個人的には、最終節の記事で書いた通り、リスクを冒して負けてしまえば、野々村社長や四方田監督の言う通り、シーズンの努力が無になってしまう可能性がある以上、エンターテイメントのためにリスクを冒せ、というのは違うと思う。ただ、一部のサポーターは、プレーオフに回った松本山雅FCの戦いを見て、プレーオフに回らなくてよかった、という思いから考えを改めた人もいるようだが、そうした「いかにファン・サポーターを呼ぶか」という視点を持ち続けること自体も確かに重要である。
その状況で敢えてリスクを負ってコンサドーレはゴールに向かう必要は全くなくなりました。
なぜなら勝点1を積み重ねれば優勝&昇格だからです。
個人的にはこの価値(優勝&昇格)と天秤にかけてラスト5分にリスクを負うメリットが見つかりませんでした。
千葉戦の様な筋書きのないドラマもスポーツの醍醐味ですが、非情な現実を突きつけられるのもまたスポーツの一面です。

        ― 都倉賢 オフィシャルサイト「ラスト5分に思うこと」


1.2 (別の視点から)最終節・金沢戦の伏線

<割り切った試合運びの連続の末に掴んだチャンピオン>


 一方、こうした一種のイデオロギーの衝突的な話と別の視点から考えると、そもそも札幌は2016シーズン、戦術的な理由から、試合の最後までもたない戦い方をしていたと思う。具体的には、都倉は「ラスト5分」と言っているが、リードして70分頃を迎えれば意図的にゲームのペースを落とし、攻撃の頻度を少なくしたり、または相手が比較的、力のあるチームならば終盤に一方的に攻め込まれるような試合展開も何度か見られた。もっともこうした戦い方・試合展開は、いずれも札幌がリードしている、このままの状態で試合を終えれば勝ち点3を獲得できる状況だったため、一概には「金沢戦と同じ」だとは言えないが、90分を戦い切らずにゲームをクローズすること自体は今シーズン、何度も見てきた光景だった。


2017年1月3日火曜日

北海道コンサドーレ札幌の2016シーズン(2) ~窮地を乗り切った最高の発明~

1.形成されていく骨格

1.1 勝率を高めるボール保持メソッド(3-1ビルドアップ)の確立


 4月後半から5月にかけては6連勝を飾った札幌。1連勝目となったセレッソ大阪戦は、どちらに転んでもおかしくない試合展開だったが、続く徳島、金沢、水戸、讃岐、山口戦では(少なくとも我々の知っている札幌にしては)ある程度ボールを安定的に保持し、試合をコントロールすることができていたと思う。
 札幌が勝ちを重ねた時期は、競争意識を植え付けさせようとした四方田監督が試合ごとに選手起用を少しずつ入れ替えてはいたものの、コアとなる選手は徐々に固まっていった時期だった。
 特筆すべきは、開幕戦との相違点でもあるCB中央の増川、左CBの福森、ボランチの深井のスタメン定着。この3人に右DFの進藤を加えた「3バック+1」でダイヤモンド型を形成して行うビルドアップが定番となっていく。
 やっていること自体はシンプルかつベーシックで、3バックが横幅を取り(福森と進藤が開く)、深井が相手2トップの間にポジションを取る。中央の深井はオトリにして、主に進藤か福森のところからボールを前進させていくのだが、J2で2トップのシステムを採用しているチームの多く(特に下位チーム)は、3バックでの組み立てに対して2トップ脇を巧く守れない。そのため進藤と福森…特にドリブルでどんどん持ち上がれるスキルのある福森は、相手チームの雑さに気付くと、簡単に敵陣にボールを運んで攻撃機会を創出することができる。
アンカー(この時は稲本)が中央2トップの間
※画像は負け試合…町田戦
サイドのDF…福森を明けやすくなる ※画像は負け試合…町田戦
(この時は町田がうまくケアしている)

1.2 ボール保持からの狙い


 そしてファーストディフェンスを突破し、ボールを敵陣まで運んだ後の狙いとしては、恐らくだが中央からの崩しよりも、サイドからの仕掛けを重視していたと思われる。その根拠は、単にあまり中央突破による崩しや得点があまり見られなかったということと、小野を欠いたトップ下にジュリーニョを置いたこと。中央での崩しを意識するならば、トップ下なり2トップの一角に、狭いスペースでもプレーできる(もしくは、それを志向する)選手を置くのが一般的だと思うが、ジュリーニョは主にブロックの外で受けてドリブルで仕掛けたり、前線にFWとして張り付いたりと、まるで攻撃陣のフリーマンのような振る舞いが試合を重ねるごとに多くなる。
3-1ビルドアップからの狙い ※一応色は今年のユニの色から

1.3 ハマった迎撃守備


 また4月~5月の戦いで勝ち点を積み重ねた裏には、相手にボールを持たせた際の守備対応が確立されてきたことも要因として挙げられる。
 札幌の守備が最も安定していた時期のやり方を一言で評すれば、やはりFW(前3枚)の中央封鎖→サイドに追い込むプレーから始まっていて、FWがサボらずにタスクを遂行できれば、下の図のように後ろは釣り出されるなどして、最終的に守るべきゾーンにいない、ということが少なくなる。
FWが中央を切り、サイドに追い込むところからスイッチが入る

 守備に関して個人で言及するならば、ク ソンユンは別にして、都倉と進藤だろうか。
 都倉はFW陣の中で最も優秀なDFで、自慢の身体能力は攻撃面よりもむしろ守備面で発揮されたシーズンだったかもしれない。体力が残っている時の、相手SBに寄せる際の圧力は尋常ではなく、味方と連動しなくてもボールを単騎で奪ってカウンターに繋げることすらできていた。無論そこまで望まなくても、体力だけでなく勤勉さや、強い責任感といったパーソナリティも関係しているのか、体力が続く限りは守備をサボることは殆どなかった。

 進藤は恐らく、この守備戦術の恩恵を最も受けた選手。あらかじめ低めにラインを設定し、裏を狙われるリスクを矮小化したうえで、上の図や下の写真のようにFWとMFがコースを限定してくれれば、DF(ストッパー)としては前方向、楔のパスを潰すこと(=迎撃)を最優先に考えればよい。
 櫛引との競争に勝ち、開幕からしばらく進藤がレギュラーの座を守ったのは、若さゆえの怖いもの知らずな面もあったのか、"前方向の守備"にだけ関していえば櫛引よりも上だと四方田監督が判断したこともあったと思われる。実際進藤は序盤戦は1試合平均のインターせプト数がリーグでもトップクラスの数値を記録する等、四方田監督の期待に十分に応えていた。

FWがパスコースを限定させると迎撃守備がハマりやすくなる

2017年1月1日日曜日

北海道コンサドーレ札幌の2016シーズン(1) ~辣腕社長の描いた"小野システム"の破綻と四方田監督の僥倖~

1.前書き

1.1 ピッチ上のことを論じる前段階・前提条件


 2016年シーズンのコンサドーレを語る上でまず、野々村芳和社長、及び社長主導(と、経緯からして思われる)で連れてきた小野、稲本といった選手の存在は外せない。
 何故野々村社長が小野に拘るのか。主に理由は二つで、一つは野々村社長が常々口にする「クオリティ」という言葉…発言を読み解いていけば、それは攻撃におけるフィニッシュやそのひとつ前のラストパスといった部分のプレーの精度を指しているが、特に後者において小野の存在が得点期待値を高められるとの考えから。もう一つはピッチ外の部分、人気選手である小野が活躍すればクラブの広告価値やブランドが高まるといった経済的恩恵が見込めるから。前監督バルバリッチの解任・四方田修平監督の就任の経緯から考えても、2015年7月にバトンを受け継いだ四方田監督の喫緊の課題は、「小野をピッチに立たせたうえでチームを機能させること」であった。ピッチに立たせるだけならば誰でもできる。ただ、それをチームとして機能させるかどうかは別の話。
 結局のところ、バルバリッチは7月に解任され、小野は17試合で2得点という成績だった。ニウドや内村、荒野、古田、中原らを3-4-2-1のシャドーで起用したバルバリッチは得点力不足に苦しんだ。小野をトップ下に据えた3-4-1-2にシフトして戦った四方田監督は、1試合平均でバルバリッチ以下の勝ち点しか獲得できなかった、といったいくつかの事実は残ったが、小野を使わなかったバルバリッチの判断(もっとも、そもそも小野がピッチに立てないコンディションだった期間も決して短くはなかったが)の是非に対する認識はその人によるだろう。